2008年9月30日火曜日

【里山ビジネス】玉村豊男(集英社新書)

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里山ビジネス (集英社新書 448B)


感想:
信州の山奥でレストランとワイナリーをはじめ、たいへん繁盛しているようだ。ピンハネや搾取をして年功序列の給与体系ではなく、死ぬまで働くという考えや、もっともっとと山の営みを壊しすぎずに生活圏の境界を意識し、拡大より持続という経営姿勢に共感。田舎暮らしのイメージに偏らず、現実的な内容で山の暮らしと経済の関わりが少しだけみえてきた。


里山ビジネス (集英社新書 448B)


著者:玉村 豊男




里山ビジネス (集英社新書 448B)








【ロゴスピラミッドグリルM】

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釣りの師匠が使っているスノーピークの焚き火台でバーベキューをして、
炭によるBBQの美味さを知った。
これがあれば冬の車中泊でも暖をとれて焼き物も出来る。
もちろん車外で。

検討の結果、最安ながら網までついたロゴスのピラミッドグリル(M)に決定。
楽天のナチュラムで4,000円弱。
10秒簡単組み立てのコピーどおり簡単設置。
通常サイズの薪が収まり切らんので焚き火が出来んわけじゃないが、
火を楽しむのには微妙な使用感。
斜めにするか台の上に乗せるかで頑張ったが、
つねに薪の位置を変えんと上手に燃えん。
炭での焼き物は上々。
31cm四方の網サイズで、少人数で座ってBBQにはちょうどいい。

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かわいいコンパクトはバイクや家で使うのによさげ。


2008年9月29日月曜日

渓流シーズン最終日

渓流釣りを楽しめるのも今日で最後。
道志村のいつもの川へ。
手がかじかむ寒さでもキャンプ場は一杯。
SPリバーパンツで川に入るが、水温はそれほど低くなさげ。
解禁当初はウェーダーでないとツライが、
それ以外はこれで通す事が出来た。

実りの秋らしくあやしげなキノコが群生している。
食えるのか・・・?

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最後を惜しむべく丁寧に毛針を落とす。
と、なにかひっかかっている。
手元に引き寄せると、足の長い虫が。
ウワッと叫び声を上げ、ゾワッと鳥肌。
落ち着いてよく見るとコオロギであった。

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魚が釣りたい。

真っ暗になってから、この川で過去最大の27〜28cmの大物がヒット。
ん?体がずいぶん軟らかいのぉ。
さばくと卵がぎっしり。
あぁ・・・。

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一度にいくつもの命を奪ってしまったと複雑な気分。
この手触りは忘れない。
シーズン最後にありがとう。












2008年9月25日木曜日

【ブラックバスがメダカを食う】秋月 岩魚著  (宝島社文庫)

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名前の通りイワナ好きの著者が、
ブラックバスによる生態系破壊を危惧する内容。
違法放流で繁殖地域が拡大し、
結果ブラックバス業界が潤うというような黒い背景があると推測している。
それよりイカンのは、
水温の低い渓流でも生きられるコクチバスが出始めた事。
湖に生息するブラックバスより獰猛だそうな。
うーん・・・。



リトルカブ メンテもろもろ

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前ブレーキが効かないことから、
カブ仲間から「自殺バイク」と揶揄された我がリトルカブ。
実際、減速はするが止まるレベルではなかった。
ほんじゃ、まぁブレーキシューでも交換してみるかと、
2りんかんへ部品の買い出し。
ついでにリアスプロケット(鉄製)を購入。
ボアアップの際にドライブの歯数を増やしてるんで、
今回はドリブンを純正の41歯から38歯へ。
60km/h付近のエンジン負担を減らす方向で。
部品代10,000円弱。

前後ブレーキとドリブンスプロケット交換で約1時間半。
フロントブレーキのタッチは相変わらずふにゃふにゃで、
どうやらワイヤーに原因がありそう。
油切れで戻りが悪いんじゃないかと専用工具でワイヤーオイルを注入するべく頑張るが、
カブはハンドルまわりからすべてカバーに覆われているためうまくいかず断念。
ワイヤーの取り回しに無理があるのか、
錆で固着しかかっているのかはワカランがもう交換しかなさそう。
これは純正部品を取り寄せな対応できんので諦めた。

問題は小さくなったドリブンスプロケット。
たった3歯小さくしただけでチェーンが弛み過ぎて、
走るとガッガッと危険な音がする。
時間的にも自分で対応できんので、
車にあおられながら20km/h以下で近所のHONDA WING店へ。

在庫の新品チェーンに交換していただく。
工賃込みで5,000円強。

ようやく全開走行でドリブン3歯減らしはどうかというと、
もうちょっと少なくてもよかったかも。
それでも60km/h付近での音は静かになって扱いやすくなった。
生田は坂の多い街だが、車の流れについて行くにもストレスは無い。
これで燃費も良くなるかのぉ。

2008年9月24日水曜日

秋空カブ散歩

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気持ちのいい秋空、久しぶりにカブで近所を散歩。
出かける前にぱぱっとオイル交換。
スーパーシェルパで使ったあまりの半合成と、
未開封の部分合成油のブレンド。
まぁ、大丈夫でしょう。
600ccの規定量を入れて、家庭菜園に凝っている元2輪雑誌編集長オグオグにお付き合いいただき横浜の青葉農園へ。
しかしここは木系のフルーツしか無い。
いきなり木は自信が無いのでホームセンターに移動し、
野菜の苗やら種やらの購入アドバイスをいただく。
ゴーヤは時季外れで諦め、パセリ・小松菜・タマネギなど購入。
プランターで食い物を育ててみる事に。
オグオグの娘ミキちゃん(4歳)にアイスをごちそうして、
祝日午後のホームセンターで和む。
かわいいのぉ。

オグオグ家族と別れ、鶴川のコメダ珈琲でくつろいで帰宅。
ベランダで苗を植えて、なんてことないない秋の一日が終わった。
はは。

2008年9月22日月曜日

道志 三○瀬

土曜の夜に道の駅で車中泊。
同じように車の中で寝ている人が多い。
シーズン終盤だからか、釣り人たちであった。
いつもの川の第一堰堤に入ると、まさかの餌釣りの人が上がって来た。
ここで釣り人にあったのは始めて。
頭を抑えてしまった。スマン。

堰堤を越してさらに林道を上がる。
しかし、あたりが1〜2回とキビシイ。
まさか、こちらも先行者が・・・。
そして2つめの堰堤が。

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川の規模に比べてデカイ。
ここまで釣り上がったのは始めて。

堰堤に萎えて本流に戻り上流域で釣り場を探すが、
峠を越えて山中湖村に入ってしまいあきらめて引き返す。
道志川本流に入るがサッパリ・・・。
こりゃダメだ。

2008年9月19日金曜日

【日本 川紀行】向 一陽著 中公新書

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太田川・最上川・石狩川・多摩川・筑後川の流域で暮らす人と自然のレポート。
上流域の河川工事に限らず、大量生産大量消費の伐採で変わった山など、
自然を加工する事でおきるよろしくない影響は想像以上に大きかった。
丁度いい加減ってのは難しいねぇ。

多摩川に100万匹以上の天然鮎が遡上していることや、
飯豊のイワナ裁判など釣りに関する興味深いはなしも。

2008年9月18日木曜日

INTO THE WILD

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ちょいと前に読んだ「INTO THE WILD」という本が映画になったんで、
新宿高島屋にあるテアトルタイムズスクエアに観に行って来た。
大学を卒業したアメリカの若者が、
物質文明からはなれた生活を求めてアラスカに行ったというようなオハナシ。
最後は餓死してしまう実話。
経験上たいていは本の方がオモロイという例に漏れず、
これもうーんと唸ってしまった。
そりゃ時間的に映画は難しいし、
登場人物のイメージが違ったりするから仕方ないのかねぇ。
しかしこういった映画が上演されるのは単純にウレシイ。
水曜日は1,000円という事もあってか、かなりの人が観に来ていた。
消費の毎日に疲れちゃった・人当たりしちゃったなんて人にはいいかもしれん。


2008年9月16日火曜日

アルプス街道平湯【岐阜・高山市】

バスターミナルの3階が日帰り温泉というアルプス街道平湯
風情はないが90分まで無料駐車場もあり便利。
硫黄臭のする源泉掛け流しの黄色みがかった湯で、
温泉に浸かっているとしみじみ。
露天風呂は屋根付き・目隠し有りで山並みが見えづらく残念だねぇ。
3階まで引き上げているからか、丁度いい湯加減で長湯を楽しむ。
シャンプー・ボディソープ有り。
6時まで。

月の光

3連休を使って岐阜のA神川へ。
Get Back JoJo。
今回もフライの師匠、右曲がりのダンディー氏の案内付き。

本流はモチロン、川幅の狭い上流から支流のボサ川まで振りまくるが、
釣果はたったの3匹と冴えない。

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戦闘態勢の師匠。



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林道からアプローチの支流には熊の糞が。
In To The Wild
匂いがするほど新しい。
しっこの跡も乾いておらずハエが集っておった。
一人でなくてよかった・・・。
ここと上流は天然物っぽいシビアな釣りでした。

今回バラシが多く、課題が残るがシーズン後わずか。
ロッドが軟らかいんじゃないとの指摘があったが、どんなもんか。
釣り上げた後なんで、ウデは関係無さそうだし。

2日目合流の60歳手前組はドビュッシーもびっくり酒パワー全開で、
中秋の名月も影を潜めておりました。

帰り道の松本市から花火が見えたのは、
連休最後の締めとして出来過ぎ。

2008年9月10日水曜日

オーダーメイドナイフ

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名古屋の釣りの師匠から贈り物が届いた。
もともと物騒な御仁であったが、頂いたナイフも凄みがありますな。

福井県の佐治武士作。
刃物で初めて伝統的工芸品の認定を受けたそうな。
刃渡りは約8cmと軽犯罪法適応サイズ。
柄の部分にサメと思われる革が。
分厚い革ケースも丈夫そうで一生モノ。

渓流魚をさばくようにとのことであったが、
自宅の調理にも使わせていただきます。

追記
実際にイワナをさばいてみると、
切れ味は当然よかった。
ただ鉄製(鍛造)のため、使った後は食用油で拭いておかないと錆びる。
そうとは知らず一晩経ってみると、やっぱりぽつぽつと点錆びが。

2008年9月8日月曜日

神之川は・・・

金曜夜出で始めての川へフライフィッシングに。

神之川の管理釣り場からさらに林道を上ると採石場があり、
この堰堤より上流は管理釣り場の管轄外。
林道から川へは簡単アクセスだが降りてみるとこの渓相。

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川石に苔はなく生き物の気配がない。
しばらく竿を振ってもサッパリ。
堰堤を一つ高巻いて二又に別れた細い方の川へ。

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堰堤3連発。
ここでの釣りは諦め、荒涼とした景色を眺めて朝ビール。
真っ暗な林道脇で車中泊までして来たのに、なんだかなぁ。

やっぱり土地勘は重要だと再認識し、いつもの○ケ瀬川へ向かう。
先週のニジマスに続き、この川で始めてイワナを3匹(いずれも15cm前後)釣った。
西沢・東沢共にヤマメ以外もいるんだな。

西沢は堰堤までキャンプ地が隣接しているが、
堰堤を越えてさらに上流へ行き民家を越すと人の目を気にせず楽しめた。

神之川は不発だったが、林道脇には北丹沢の先駆者といわれる角田忠次の家跡やら、
武田家にゆかりのある小さな神社があったりと趣き深い場所があった。
舗装はされているが少々荒れている。
神ノ川ヒュッテから先は犬越路峠へ続くが通年通行止め。

追記
さらに上流へ行くとイワナがいるとのこと

タープ

この夏の雨は夕立というレベルではないくらい激しい。
コンパクトキャンプが信条であったが、
毎週のように出かけるため天候を気にせず釣りができるようにとタープを買ってみた。

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サウスフィールドのSF6002HT(3〜4人用)。
はじめてのタープは様子見ということで「安い」のが購入理由とした。
2,990円也。ロープ・ポール付き。
収納サイズ・重量共にバイクではキビシイが、
車だけならと割り切れるお値段。

220mmと立って歩ける高さなんでタープの中で焚き火が出来る。
��常識的な火の大きさで、タープの風下一番はじっこ)
始めての設営でちょっと手間取ったけど一人で設営可能。

GIコットとモンベルの薄い寝袋(化繊・#7)とZ RESTで寝てみた。
9月初旬でテン場は標高300m程度の川辺のキャンプ場。
焚き火もあって寝汗をかくほど。
テントに比べ設営・撤収が面倒くさいがこの開放感は魅力です。


2008年9月3日水曜日

ショップ巡り

渓流の禁猟まであとおおよそ1ヶ月。
平日でもフライフィッシングのことが頭から離れん。
Macの故障・レギュラー仕事の中止など悪いこと続きでフラストレーションがたまっていたこともあり、ここは物欲を満たして精神の安定を図るべく釣具屋の充実した渋谷へ。
満員電車はありえんので駐車が容易なカブで。

まずは上州屋。
ペットボトルホルダー(約580円)とフライを購入。
フライは種類が少なく小さめのモノばかりなのでカディスのみ。
しかし売り場が狭い。フライ人口ってどんくらいなんかねぇ・・・。

渓流コーナーでガマカツの鮎タビ1980円に悩むが、
ラスタカラーの布製ソックスゆえ踏ん切りつかず。
コンパクト性に魅力はあるだけど。

続いてサンスイ。
こちらはさすが専門店。
フライの種類も多い。
デカめ・グレー系のフライを数種類購入して中古釣具店タックルベリーへ移動。
こちらはほぼルアーな品揃え。
たいしたものは買えず。

と、数千円で物欲は満足。

それにしても、246号のアンダーパスは原付通行不可とか、
明治通りの交差点で右折ができんとか便利なのか不便なのかワカラン東京ではある。


2008年9月2日火曜日

大雨

岐路機的な大雨の翌日、川や山はどうなっとるのか釣りをかねて見に行ってみた。
厚木から412号線で相模湖方面へ向かうと、半原から土砂崩れで通行止め。
おおきく迂回して道志みちへ。
本流の水は多く感じるが、濁流というほどではない。
道志の森キャンプ場脇の支流も水かさはちょっと多いが、きれいに澄んでいた。

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管理人さんから「こっちはそれほど降ってないよ」と聞く。
ほんじゃ、魚も流されとらんかもしれんと竿を出す。
こんな天候でもキャンパーはいたりしたが、
さすがに川に入って水遊びはしていないようで、
何度かアタリ・バラシがあった。
魚はいる。
3時までに釣り上げたのは15cmほどのヤマメ一匹。
ギリギリサイズなのでリリース。

ビールを一杯やって5時まで休憩して、
雨の中イブニングへ。
前回釣ったポイントへフライを落とすと、
豪快に半身飛び出してライズ。
2度目に合わせられた。
ということはヤマメじゃないのか?

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銀色の体色・・・。
ニジマス?かな。
この支流でヤマメ以外の魚を初めて釣った。

管理棟から少し上流に大きめのプールがあり、
いつも魚が悠々と泳いでいるのを確認しているが、
テン場脇なので日中はフライに見向きもしない。
悪天候・日曜日の夜ということもあって人がおらん。
これはチャンスと暗闇のなか当てずっぽうにフライを流すと、
ガツンときた。
が、ネット手前でポチャリ。
たいへん悔しい。

と、まぁ豪雨の後でも楽しめた道志キャンプ。

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予定外の2連泊であった。