2015年7月31日金曜日

白骨温泉 泡の湯


一昔前、お湯が白くなる成分を混入して問題になった白骨温泉。
今はそんなインチキもなく、本来の掛け流しのお湯を楽しめます。

初めて訪れた白骨温泉は、同行のI編集長がお勧めする大露天風呂の「泡の湯」へ。
(撮影禁止なので写真はありません)
「大」とつくだけあって、泳げるほどの広さ。
そして、混浴です。
ボク的には目のやり場に困って気を使うので、そそくさと退散しました。
白濁している上に浴槽が深いので、中腰で進めば「あそこ」を晒さずに済みます。
湯温はぬるめ。夏場は長湯できますね。
泉質は炭酸硫黄泉。

大露天風呂の他にも男・女専用の露天風呂がありました。
こちらも白濁ですが、湯温は少し熱め。
やんわりと硫黄臭がします。

内湯は白濁と無色の2つの浴槽。
無色の湯はぬるめの37℃。

平日の昼でもそれなりに混んでいたので人気があるようです。
胃腸に効くという飲泉所もありました。
日帰り入浴820円とちょっと高めですが、
これだけ広い浴槽を管理するなら仕方ないんでしょうね。
620円の外湯はお休みでした。


2015年7月30日木曜日

2015年夏 爆釣ツーリング


7月の平日に仕事仲間と一泊ツーリングに出かけました。
目的地は平湯キャンプ場。
奥飛騨なら釣り道具は必須です。
期待を胸に・・・。(長文失礼)

関東組はワタクシとBMW R65の雑誌ライターK氏。
早朝3時半集合で調子よく中央道を北へ。
山梨に入ってトンネルを越えると、いきなりの豪雨。
雨粒の大きさが半端なくでかく、水しぶきで視界が真っ白になる程。
一瞬でずぶ濡れで、もう笑うしかない。
真夏とはいえ、これから標高を上げていくし、まだ夜明け前。
寒いんじゃねか?
いきなりの災難ですが、これだけでは終わりませんでした。
走行中に「パンッ」という音がしてK氏のR65がのマフラーから煙が吐き出され、
失速して路肩に停車。
すぐに再始動するんですが、これを数回繰り返してなんとか松本インターまで。
雨でリークしたかと、プラグコードを少し切ったりの路上整備。
エンジンケース内の点火系部品だとお手上げです。
ガソリンタンクのキャップも怪しい。
豪雨&タンクバッグで空気穴が塞がれた可能性も。
とりあえずタンクバッグをリアにくくりつけて様子見です。
一般道に降りてからは症状は出ず、予定より1時間遅れの8時半に平湯キャンプ場に到着。

こちらのキャンプ場、受付は朝8時からでチェックアウトは翌日昼の12時。
バイクなら1泊¥1,000とリーズナブル。
敷地は広くてサイトは平らに整地してあります。
でトイレ(和・洋)も綺麗だし直火OK。
駐輪場脇にテントが張れるので、荷物運びの手間も無し。
硫黄温泉の「ひらゆの森」までは歩いて10分ほど。
標高約1,300mで涼しいし、天然木の広葉樹が清々しいロケーション。
連休だと8時の受付開始から行列ができるそうです。
人気があるのも納得。

ささっとテントを設営したら、ワタクシは釣りへ。
昼過ぎには戻る予定なので、規模の小さな某支流でロッドを振りました。


振る、とはいってもほとんどがラインは50cmほどしか出せないリーダーフィッシング。
写真はまだ開けているんですが、倒木と沢に覆いかぶさるボサがひどくてエアーライト10本継6.9ftのショートロッドでも相当難儀な遡行です。
が、ポイントから出るわ出るわ。


(カエルも。いまだに慣れず、足を置こうとした岩に居るとビクッとする)
巻き返し・流心・溜まりと、どこからでもイワナがゆったりとドライフライを咥えます。


最大サイズは27cmほど。小さな沢にしては良いサイズ。
22cm前後は途中で数を数えるのが面倒になるくらいの爆釣です。
200〜300mくらいの距離で20匹は越えました。
豪雨の後なのが良かったんでしょうか。
あるいは周辺には快適な川がたくさんあるんで、
こんなボサ川は好んで来る人がいなんでしょうか。
普段シブい釣行が多いので、イワナが湧いてくるような気分です。
集落からほんの少し離れた距離にこれだけのイワナが生息している奥飛騨。
自然の豊かさを実感します。



期待以上の釣果で、今宵の宴会に4人分の塩焼き用4匹+骨酒用1匹をキープしてキャンプ地へ。


冷えた体をひらゆの森の硫黄温泉で温めて、ビールで乾杯!
焚き火の楽しさを知ったK氏とI編集長に火守りをおまかせして、イワナの骨酒を飲み終える頃には疲労限界。
締めに焚き火の友、ボウモアを舐めて就寝。


翌日も快晴!
青い空と入道雲。
この鮮やかな景色とバイクがあれば、いつでも「あの頃」に戻れます。

やっぱキャンプツーリングはいいなぁという爽快な気持ちは、塩尻峠まで。
またしても突然の雷雨でずぶ濡れです。
雷の音にビビリながら、視界の悪くなった中をとにかく前進。
奈良から参加のカメラマンと別れの挨拶もそこそこに、岡谷インターから諏訪SAに避難。
スマホのアプリで確認すると、雨雲は岡谷周辺のピンポイントです。
酷い目にあいました・・・。
地球は大丈夫なんでしょうかね。
という規模の大きな心配よりもK氏のR65の調子が気になりますが、無事に解散地の高井戸まで走りきりました。

トラブルを含めていろんなことが起きるのがバイクツーリング。
まだまだ楽しみますよ。



2015年7月24日金曜日

ウェットソックス新調


踵と指先に穴の空いたウェットソックスを新調すべく、
ケッタで渋谷まで出かけました。
いや、あっつい・・・。

先日、打ち合わせ帰りに具合が悪くなったので、
念入りに水分補給。
冷房の効いた釣具店に入って人心地。
こんなきつい思いをするのも、
たっぷんとした腹を引き締めるため。

全身汗だくになってまでして買ったのは、
エアリスタのミニマリストSソックス


ホントはずっと使っているリトルプレゼンツを買う予定でしたが、
在庫無し。
すでに他の店舗へ行く元気はないので、
お高いエアリスタを・・・。

足裏から足首までは2mm厚の一枚ものネオプレーン。
他は1mm厚で、手にとってすぐに軽さを実感できます。
リトルプレゼンツのソックスはメッシュのネオプレーンで水を通すんですが、
こちらは見た目も触ってみても普通のネオプレーン。
店員さんが水を通すというので大丈夫なんでしょう。

履いてみると足首にフィットして砂が入りにくそうです。
脱ぐときにちょっと面倒ではありますが。
左・右用とアンシンメトリーなデザインで履き心地がいい。
靴下を履いている感覚に近いですね。
薄さの効果が大きいのかも。

靴が履きにくくなるんで、
個人的には足裏に滑り止めがないのもうれしい。
サイズは普段の靴と同じです。
26.5cm Lサイズでちょうどいい感じ。

まだ耐久性はわかりませんが、
軽さと快適性でトレードオフと割り切れるモノだと思います。

これにマズメのキャンバスシューズのラバーソールが発売されたらなぁ。
と、気になってHPを覗いてみると、
キャンバスシューズがラインナップから外れたみたいですね・・・。
軽くてコンパクトだったのに、残念。



2015年7月21日火曜日

台風一過の渓流でのんびりと・・・


いろいろひと段落した3連休。
ほぼ1ヶ月ぶりのお休みです。
台風の進路が心配ではありましたが、長野のメジャー河川に出かけました。

初日は愚図ついた天候だったので竿は出さず。
2日目にピーカンの晴天で釣り初めは9時過ぎくらい。
ですが、白泡の増水で渡渉が危ない上にドライフライを流せるポイントがほとんどありません・・・。
それでもこの透明度はさすがですね。
この綺麗な流れに乗ったフライをスーッと追いかけてくるイワナ。
「食え!食え!」とじっと集中していると、ほんの少しのドラグで反転。
咥えるまでが長いよ・・・。


増水で数少ない緩い流れのポイントを叩くと、20cm前後の小ぶりなイワナが遊んでくれました。


(はやくリリースしようと焦るんでブレた・・・)

緩い流れや溜まりからの反応は高かったのは雨後だったからでしょうか。
それとも釣り人が少なかったからかな?
ポイント探しでほとんど移動していた割にはそこそこ釣れました。
(「つ」抜けには至らず)


今回のロッドはL.L. BeanのQuest 7.6ft #3。
95年くらいだったかな。初めて買ったロッドで、もう20年選手です。
柔らかめのアクションで細めのバットは小さなイワナでもよく曲がります。
テンポよく叩いて釣り上がるファーストアクションより、
一呼吸おいて丁寧にキャスティングできる気がします。
仕事でこもりっきりだったこの1ヶ月。
ストレスを物欲で解消しようとあれこれロッドを物色していたのですが、
久々に引っ張り出した古いロッドでも十分楽しめますね。
開けた川にはこれくらいの長さがちょうどいいです。

新調した激安ラインはというと・・・。
リーダーをきつく結ぶとボロボロと亀裂が入るのと、
中空構造なの?という断面ではあります。
価格なりではあるけれど、ちゃんと浮くし普通に使えました。
表面のざらつきも滑りが悪いという感じはしません。
まぁ、そんなに飛ばさないですからね。


新しい道具といえば、スベアの123Rもようやくお外で使えました。
使い勝手のいいガスに比べて面倒だけど、
あんまり効率ばかり考えるとつまんなくなることもあるし。
所詮、遊び。
おかげでほんの少し時間に余裕を持って行動するようになりそうです。



最終日も晴天ではありましたが、増水具合は変わらず。
相方と朝食のホットドックの食べて、竿を出すことなくグダグダと撤収。
今回はシャカリキに釣ることなく、久しぶりのアウトドアをのんびりと。


梅雨明けして短い夏がやってきました。
今年も、今年だけの山釣りができますように・・・。


あ、なんちゃってバンブー「芸者ロッド」はあまりに重いので、実戦投入しませんでした。
お飾り決定です。