2012年4月23日月曜日

ラバーソール

Ncm_0191

バイクで釣りに行く。
できるだけ荷物を減らしたい。
暖かい季節なら釣りの格好のままなら荷物が減る。
着ていく、履いていく。
しかし、フェルトソールだと停車中に滑ってひやっとすることしばしば。
そんな理由でついにラバーソールをチョイス。
川の中ではフェルトより滑るんじゃないかと心配でネットで下調べをするが、
実際どうなのって肝心なことがワカラン。
そりゃ、履いてみないと実感できんなということで、
今週末の釣行に合わせて人柱になってみた。

ラバーソールで検討したのは、アクアステルスとビブラム。
実際に履いていた店員曰く、10年前から履いているけどヌルがなければ充分グリップする、と。
ただし軟らかくて凹凸が少ないソールなんで減りは早い。
いまはパタゴニアのラバーシューズを使っているとのこと。
ビブラムでも同じくらいのパフォーマンスだろうということで、
安くてフィット感のよかったリトルプレゼンツに。
このソール、いつの間にかパターンが変わっていた。
SIMMSのビブラムより軟らかい印象。
1本140円弱の金属製のスタッドも8本購入。
ま、上流ならいりませんよという店員のアドバイスもあったが、念の為。
実際の使用感はGWに。

2012年4月22日日曜日

GWイメージがなかなか・・・

12

気ままに一人旅がキビシイ所帯持ち。
1泊2日が貴重な時間のGWツーリングは、
今年も立場川でキャンプを予定。
愛知のF君とはおおざぱな時間だけ決めて現地集合。
下道を使うそうだが、153号だろうか。
足助からいくつも山を越えて昼神温泉まで出る塩の道(中馬街道)で、
歴史を感じる風景のどかな農村や爽やかな白樺の高原や、
タイトな峠道から高速コーナーまであって、
のんびり〜ビュィーンまで渋滞のない走って楽しいルートだった。
飯田からはほぼ国道に並行した農道もあるし、
153号のまま走っても諏訪まで騒々しい街を通らないのがいい。
道祖神のあるのどかな集落を抜ける152号に変えても交通量が少なく、
開放的な気分で「ちょっと一服しようかな」と心に余裕もできる。
あの頃の思い出を差し引いてもいいルートだと思う。

で、東京から諏訪方面で穏やかな気持ちにさせてくれるルートがないかと、
地図とにらめっこ。
距離的にはやっぱり甲州街道だろうが、
都内から高尾山に行くだけで気分が荒みそう。
勝沼に出る丹波山経由のルートもあるけどかなり遠回りになるし、
パッシングポイントの少ない狭い山道でストレスを溜めたくない。
どちらにしても時間かけたわりには看板だらけの山梨中心に出るので、
いいイメージができず。
早めに旅感を味わえる場所に行くには、やっぱり高速道路になるんだろうなぁ。
韮崎ICあたりで降りれば逃げ切った感はあるか。
��写真は20年ほど前の信州ツーリング)


2012年4月6日金曜日

世附川

Ncm_0189

Ncm_0185

Ncm_0186

Ncm_0188

Ncm_0187

神奈川に渓流のイメージがなかったが、
世附(よづく)川は支流・枝沢も多くて渓相も多様だという。
用賀インターから2時間弱の距離も魅力的。
しかも山女と岩魚の混生(放流)。
様子見で行ってみようと、朝9時出発。

この川には朝4時に始まる「沢割り」というローカルルールで頭ハネ防止をしている。
さすが激戦区。
入り口のゲート付近に車を止めて支度をすませ、
漁協の管理小屋にある地図にマグネットで入渓点を記していく。
すでに12時近くで、いまさらという感はあるが一応。

管理小屋からしばらくはC&R特区なので、ゲートからひたすら林道を歩く。
徐々に崖崩れ・陥没と路面が荒れ始めて少し不安になってきた。
2010年の台風の影響だそうだが、おとついには春の嵐があったばかり。
地盤が緩くなってる可能性が高い。
なぎ倒された木や増水した小濁りの流れから、
危険を冒してまで進むことはないと判断して撤退。

分岐まで戻り、先行者の頭をハネないように沢割りの印よりさらに上流目指して歩く。
川の様子を見ながら1時間以上進むが水量は相変わらず太く小濁りのまま。
落ち込みの続く小さな沢を見つけて入ってみるが、
水は澄んでるけど砂で埋まっていて魚の気配を感じない。
こりゃハイキングに来たと諦め、川辺で遅い昼食とコーヒーブレイク。
お湯を沸かす間に緩い流れにフライを流すと、バシャッと20cmほどの山女が出た。
とりあえず「ボ」は回避。
実釣1時間程度なんでこんなもんかと諦めがついたが、
次回はウェーダーの必要ない条件のいい時に来たい。


2012年4月3日火曜日

4月なのに寒い

Ncm_0181


Ncm_0182


Ncm_0183

東京の桜が開花し、庭の沈丁花が甘い香りを漂わせてきた。
山はまだ寒いだろうがガマンできん。
6ftと7.6ftのロッドを選び、行き先は走りながら決めることにして朝6時に中央道に。
なんとなく上野原で降りて西原方面に行くと、平日だというのに鶴川沿いで数人釣り支度中。
泉水谷まで行くか。
山の道路脇にチラホラと残雪。
泉水谷入り口では気温1℃。これはアカンかなぁ。
手がかじかみながらドライフライを流すが、まったく釣れる気がしない。
不毛な作業を繰り返していると、釣り人が降りてきた・・・。

早々に切り上げて鶴川まで下り、里川でのんびり釣ることにした。
先行者がいたけど、2時間以上経っているので大丈夫だろう。
しかし期待の集落周辺ではアタリが2回で、ちいさな山女を1匹釣り上げたのみ。
一番のポイントでは鴨のカップルが尻をふりふり遊泳中で台無し。
追い散らすと前へ前へと飛んでいって釣りにならん。
自分勝手と諌めつつも軽い殺意が。
ついに集落と谷の境まで来てしまった。
先は昼でも薄暗く、この気温では期待は薄そう。
まぁ様子見と割り切って進む。
水位のある流れの緩い場所に不用意に近づくと魚が走った。
お。いるじゃん。
しかし、TFOの6ftでは魚に気取られない距離からのキャスティングが難しい。
カーボンショートロッドの固さに慣れなくて力むのか、
細い2番ラインのためか、
無理に飛ばすとフライとラインが同じようなポイントに着水する。
狭いとこなら撓るグラスのほうが飛ばしやすいのかなぁ。
そんなこんなでフライを追ってはくるが、
見切られっぱなしで一つ目の滝まで来た。
左から登るとすぐ淵があり、二匹定位している。
屈んでロッドを振ったとたんに逃げられた。
シビア・・・。
2つめの滝を越しても魚影はあったが、すでに4時。
そろそろ脱渓しないと。
この先は巨大堰堤で巻けないので、ロッドを咥えて杉の急斜面をよじ登る。
フェルトシューズで落ち葉はたいへん滑る。慎重に慎重に。
道路に出るとへたり込んで一服。
あー。くたびれ損。