2015年5月28日木曜日

OPTIMUS(SVEA)123R & ソロクッカー テラ & SOTOスライドガスマッチ


溜まったポイントで、買っちゃいました。


自分のアウトドアスタイルでは、焼く・煮るは焚き火(炭火)調理がほとんど。
なので、このテのストーブ(コンロ or バーナー)ではお湯を沸かすのがメインです。

厳冬期の高所に行くことがないので、
一番使い勝手が良くて軽いのはガスってことはわかってるんですが・・・。
カートリッジの残量が中途半端だと予備を持つことになる上、ゴミも増えます。

その点、ガソリンストーブだと燃料を都度満タンにできるし、
ちょっとくらい重くても(550g+ガソリン180g)日帰り釣行や車・バイクでなら123Rもありかな、と。

ま、あーだこーだと合理的に考えたふりして購入理由にしただけで、
100年ほとんど変わらない真鍮製デザインに物欲を抑えられなかったわけです。


大きさは500GのOD缶より少し小さいくらい。
このピカピカな真鍮が経年変化で黒ずんでくるのがいいんです。


現地で手間取らないように、自宅軒先で火入れのテストしときます。
燃料は単価は高いけどススの少ないホワイトガソリン。

タンク容量は取扱説明書によると0.18リットル。
ガソリンがタンクの2/3を越えると、
燃焼時に内圧が上がりすぎて注油キャップの安全弁が解放され火だるまになるとのこと。

ガソリンストーブの敷居の高さに少々緊張しつつ、
規定量より少なめに給油。
プレヒート用にスポイトでガソリンを吸い上げ、
給油キャップを閉めたら本体中央の窪みとバーナー部分に垂らしてたら風防を装着。
(説明書には点火してから風防を装着しろとありますが、
火が上がっているところにかぶせるのは危なそうなので)


火力調整コックが閉まっていることを確認したら点火します。
プレヒートの火が消えそうになったら調整キーを少しだけ開くと、
バーナからガソリンが気化したシュシュシュという音とともに引火。
シュゴシュゴシュゴと断続的な音から、
火力が安定するとシュゴーというかゴーーーッというか、
威勢のいい音に変わります。
住宅地だと気がひけるくらいの燃焼音。
調整キーを最大解放(反時計回り)するとクリーニング用ノズルが出て火力が弱まるので、
火力を見て調整。


昼間だと火がよく見えませんが激しい燃焼音のため、お湯が沸くのも早く感じます。
感覚的にはガスと変わらない。
規定のガソリン量で1時間程度の燃焼とのこと。


燃焼中は調整キーがかなり熱くなります。
軍手で操作するか外しておくかの対策が必要ですね。
消化後は本体が冷めるまで時間がかかるので、
すぐに収納できません。
この一連の操作が面倒くさいと感じるか、
道具を使う悦びと感じるか。
頑張ってのんびりいきます。


ソロクッカー テラはカタログ値600ml。
メモリは400mlまで。
アルマイト処理をしたアルミ製で、
断熱加工されたハンドルは長くて持ちやすい。


コーヒードリップでちょろちょろとお湯を垂らせると期待した、注ぎ口の加工。
結果は注ぎ口から側面に沿って流れ落ちるという全くの期待外れ。
繊細な注ぎ方はできませんでした。

サイズ的には123Rより若干大きいくらいで、
テラの中に123Rはスタッキングでません。
(そもそもクッカーに収納するとガソリン臭くならないんだろうか?)
クッカーの中にはミルなどコーヒー用具を入れます。



点火に便利なSOTOのスライドマッチ。
トーチは燃やすというより焼くような火力なので、
炎の出るこちらにしました。
先が長いほうがより安全に点火できます。

黒いラベルの脇にある縦長の窓でガスの残量が確認できて、
カセットコンロ用ガス缶(CB缶)で補填できるので経済的。


出かけるたびに燃料満タンにできることで、楽に使うことをあきらめたストーブ選び。
いろいろ面倒くさいけど、
今期の釣行はこのセットで、ゆるーく楽しみます。

25年も前のこと。
オーストラリアをバイクで放浪した友人が使っていたのがOPTIMUS 8R(通称 弁当箱)。
バイクタンクから燃料補給できていいけど、
プレヒートの盛大な炎を見て「使うことはないな」と思っていたのに、
趣味嗜好って変わるもんです。




123Rの取扱説明書

2015年5月26日火曜日

やっと、尺


山梨の某河川。
あちこち移動した結果が出ました。

はじめは昼でも薄暗くて、不気味なウワサ話のある谷へ。
ここでは珍しくにずが濁ってます。
そんなに標高が高くないので雪代じゃないよなぁ・・・、
と一投目から20cmほどのイワナがドライに出ました。
こんな日は調子良く釣れ続けることが多いんです。


が、その後はおちびちゃんばかり。
滑る川なので、2時間で300mほどと距離を稼げません。
軽く昼飯・コーヒーで休憩後、支流に入ってみます。
ここも薄暗く晴れやかな気持ちにはなれないうえ、
やっぱりおちびちゃんばかり。


飽き無い程度に釣れるんですけど、
途中で引き返してバイクで別の谷に移動することにしました。
時間は午後4時。
今年はじめてだから偵察くらいの気持ちでロッドを振ると、
ここでも出るのは15cm前後・・・。

支流でダメなら本流はどうだ!? ということで、また移動。
すると、こんなところででかいのが釣れました。


2つの白泡の真ん中にパラシュートを流すと、
フライをひったくるように黒い影が反転。
柔らかいエアーライトストリーム10本継が弓なりにしなりました。
ラインを手繰りますが、なかなか寄ってきません。
糸が切れるなよと祈りつつ、
テンションを緩め無いように浅瀬まで移動。
グイグイ引き寄せてみると尺イワナでした。
実は自然渓流で尺を上げたのは初めて。
いや、よく引きますね。
まだ18時前でイブニングはこれからの時間だけど、
これでキリがつきました。これにて終了。
いるところにはいるもんですね。

2015年5月23日土曜日

沢割の谷へ


前日の慰労BBQで痛飲〜寝坊。
そんなわけで、近場で渓相のいい沢割の谷へ。

平日というのに、沢割ボードにはたくさんのマーカーが・・・。
道楽同士がいるのは嬉しいような、そうでないような。

目指す谷は車止めから軽めのトレッキングで30〜40分。
新しい崩落現場があり、開通まではまだまだ先の様子です。


飲み疲れを引きずった体調で、フゥフゥいいながら汗だくで到着した小さな沢。
9ftのリーダーに40cmほどのティペットで長めのシステムに、
いつものブラックパラシュート。
数投で20cmほどのヤマメがドライフライを咥えてくれました。
だけどそのあとが続きません。


2匹追加しましたが、1匹は5cm級・・・。
フライを追ってくる影も15cmほどがチラホラ。
もちろん全てリリースです。

気力が萎えて、すごすごと退散。
iPhoneアプリによると、歩き16.81km・消費カロリー1,478。
いい運動になりました。

2015年5月13日水曜日

イチゴいちご苺


苗から育てて1ヶ月ちょい。

不在時以外は朝晩の水やりを欠かさず続け、
小まめに肥料を与えた結果が実りました。
(まだ一粒しか収穫してません)
スーパに並ぶものよりは小さくて可愛らしい。
ひとかじりすると、野性的な味といいますか、
ちょっと甘くてちょっと酸っぱい。


左のプランターに種類違いで2株植えたところ、
右へ伸びて着地。
ちゃんと根っこが生えてきます。
まるで土の場所がわかるようで不思議。
毎日見ていても変化がわかるほどの成長ぶりで、
育てがいがあります。
なにより、苺好きの相方が喜んでるので、よかったよかった。

2015年5月6日水曜日

GW最期は


一泊でツーリング。
久しぶりに883Rで長距離を走りました。

愛知からの友人と岡谷で待ち合わせて、ビーナスラインをランデブー。
ちょっと脇道に入ってカップラーメンの昼食とコーヒータイムです。
朝は寒かったのに、お日様が出ると暖かい。
それだけで幸せです。


そんな陽気にいい感じの溪が目の前にあれば・・・。
スマン! ちょっとロッドを振らせて、と友人に断ってひゅんひゅんと。
数匹出ましたが、フッキングせず。
まぁ、今日はバイクがメインだから、ね。

蓼科の共同浴場でザブンしたら、なんと友人は愛知に帰って行きました。
総走行距離600kmくらい? タフです。


ワタクシは諏訪で一泊。
翌日は山梨の溪へ。
すでに数台の車が停まっていたので釣果は期待せずに、今年初のご挨拶で入溪。
しばらく反応なしでしたが、いい感じの溜まりで立て続けに2匹のイワナが出ました。


小さいけどね。
白い溪の上品なイワナに会えただけで満足です。
相変わらず透明度の高い水に苔のない岩の溪相でしたが、
流れも変わり砂が埋まっていて魚の居付く場所が少なくなってました・・・。


今回はバイクということもあって、荷物を減らすため写真はiPhone。
防水ケースに入れていると、やっぱりぼやけますね。

これにてGWは終わり。
お休みって時間の過ぎるのが早いなぁ。


2015年5月3日日曜日

イワナの季節がやってきた


GW初日の長野の渓。
のんびり10時過ぎにロッドを振り始めました。

ドライフライにウェットウェーディング。
入溪してすぐに20cm前後のイワナ・アマゴがポンポン釣れます。


ところが温泉地より上流に入ると、水が冷たい!
魚の反応もほとんど無くなりました・・・。
日当たりが悪くて薄暗い上に、岩室が数カ所。
なにか潜んでそうな雰囲気。


堰堤を越えるといきなり爽やかな高原イメージに変わります。
給水ホースの修繕をしていたおじさんに「釣れたか?」と声をかけられました。
「堰堤から上には魚はいねぇぞ」とのこと。
だけどね、反応は薄いけどいましたよ。


夏のような日差しで、いよいよイワナの季節が始まりました。


山桜や・・・


水芭蕉が咲いてたり、山が活気付いてきました。


その後、2・3日目は釣り下ってくるルアーマンやら、餌釣りやらでけっこうな賑わい。
やっぱりGWですね。