2010年6月26日土曜日

一之瀬周辺

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一ノ瀬林道の脇を流れる一ノ瀬川。
国道と分岐する辺りからしばらくは川が見えないほど林道との高低差があり、単独では危険なのでいつもの橋まで進む。
道路脇の空き地にテントを張ったグループがいたが、沢登りだと言うので支流の谷だろう。
釣り場を荒らされる心配が無いので、橋から川へ降り8時に釣行開始。(腕時計で標高600mくらい)
しかし、いつも魚が姿を現すポイントでアタリが無い。
一ノ瀬の集落まででアマゴ1尾・イワナ1尾とシブい。いずれも20cm足らずでリリース。
本命の川で思ったような釣りができなかったので、今日は初めての川をまわってみることに。
おいらん淵より上流の集落付近はまったくアタリ無し。茶色くぬめった岩が多く、水もうっすら濁っていた。
次に高橋川へ。林道脇で入渓しやすい。ちいさなヤマメのアタリが1回。廃屋あたりで脱渓。高橋集落までよさそうな渓相が続いていた。ここは次回ゆっくりと。
林道を越えて再び一ノ瀬へ。集落の上流部に笹薮を踏み固めた道がある。堰堤までの100mほどまででまたちいさなアタリが一回。走る魚影も小さい。堰堤下は狭く泡立ちが多いのでドライではつらい。反応無し。
移動・入渓を繰り返し、疲れで雑な釣りになったのかもしれない。
腰を落ち着けて再び一ノ瀬川でイブニング狙い。脱渓した釣り師二人組がいたので1時間ほど休憩し、18時から竿を振る。が、やっぱりいつものポイントでアタリが無い・・・。
はぁ・・・。真っ暗になるまでじっとライズを待ってみたが、川は静かなままだった。

2010年6月24日木曜日

Winston Vapor 7.6ft #3

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小渓流メインであった釣りに6.9フィートと丁度いいサイズだったAIRRITE PACK RODS(10本継ぎ)。
もうちょっと長くて固めの竿ならストーキングも楽になるんじゃないかと物色。
お財布に優しい価格帯から選んだのはWinstonのVapor。
ファーストアクションで7.6フィートとイメージにぴったり。
これで長いと感じる川はAIRRITEでと、こうしてモノが増えていくんだな・・・。
川幅2〜3mの里川から山岳渓流で振ってみた。
フルライン出すことは無い釣りがメインなので、手首でピンポイントを狙うにはちょうどいい感じ。
どちらかというとまったりした柔らかさのAIRRITEと比べると明らかにシャープ。
しかも71gと軽い。
AIRRITEにマリアットのリールだと竿の方が重くバランスが悪かったけど、Vaporは丁度グリップの膨らんだところで重量中間点なので軽く感じるのかもしれない。
15cmほど長くなったことで、今までより2〜3歩うしろから投げられるようになった。
あとは道具に人が合わせていけばいいかと。

ちなみに購入先は某中古釣り具チェーン店のネットショップ。
問合せ不可で限られた写真で判断し、状態は届いてからという賭けの買い物だったが新品に近いコンディション。16,000円。中古故、障害補償は期待できんけどこの値段なら。


2010年6月23日水曜日

毛虫

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仙人修行2連ちゃんで鶴川へ。
平日なら爆釣だろうとタカをくくっていたが・・・。
今日は西原地区よりさらに下流から入渓。
日没のライズまで粘ってニジマス1尾(10cm級)のみ。
小さなアタリは無数にあるけど、食料級は出ん。出なさすぎる。
渓相はいいんだけどなぁ。
V字の渓谷が続く割に竿は振りやすいし。
まぁ都心から2時間弱の距離だから、こんなもんか。
腕もあるけど。
7月からは鮎が解禁ということで、足が遠のきそう。

ところで先日の釣行の翌日、(今日のことなんだけど)左腕に無数の赤いはんてんができていた。異常に痒い。
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そういえば草むらをかき分けた後、左手に毛虫がついていたので「うぇっ」と振り払ったが、あれか。
その後、チカッチカッと服が擦れるときに刺激があった。
何処が痒いかわからないあやふやさで、時間がたってから赤く腫れてくる。
ネットで検索してみるとチャドクガに刺されたときと同じような症状。
2cmほどの体長でも30〜50万本の毒毛があり、長袖でも刺されるし毛が拡散して被害が広がるという恐ろしさ。近づいただけでもアレルギー反応を起こす人もいるそうな。
チャドクガでなかったとしても毛虫の可能性は高い。
急患で病院に行くようなことも無さそうなので、ハッカスプレーでかゆみ止め。これがよく効く。
刺されたらガムテープを貼付けて毛を取り出し、風呂で洗い流すこと。なるほど。
服は・・・洗えばいいのか?一晩部屋の中に脱ぎ捨ててあったが・・・。

追記
病院に行ってきた。
やはりチャドクガだろう、と。
刺した毛が7割の毒を、剥がれ落ちた先で3割の毒を発揮するので広がっていくんだと。
刺されてから1〜2日目がピーク。
薄手の長袖では効果がない、あるいは薄いとのこと。
6月と9月が繁殖期なので、なるべく山へ行かないことが唯一の防衛策だとか。
そういうわけには・・・。
いやしかし、痒い。掻かなければ後は残らんそうだが、ガマンできんので炎症を防ぐステロイド軟膏と、かゆみ止めの軟膏を処方してもらう。
あ、服は洗濯すれば大丈夫だそうな。

追記
3~4日後からかゆみが治まってきた。
病院から処方された内服薬・塗り薬は1度だけ使用。
10日後あたりから赤い斑点が薄くなりはじめる。医師から「掻かなければ跡は残らない」と言われ、自作のハッカスプレーでかゆみに対応してきた。

2010年6月13日日曜日

T川

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前日夜出発の上野原ビジネスホテル泊と贅沢日程な締め切りまっただ中の釣行。
なんでこんな無駄金を使ったかというと、同行のH先生が翌日早朝にネットで囲碁の試合に参加するためなのであった。
そんなわけで翌朝9時半行動開始と、釣りにしては遅い時間。
丹波山まで行く予定だったけど、途中の西原地区の渓相がよかったこともありT川で初めて竿を振ってみた。
釣り券を買う際におばちゃんと2ビートのリズムで情報を仕入れ、集落に流れるなだらかな里川へ。
2人で入るには小さな川幅だけど、先行者もなく小さいアタリが多い。
泣きサイズ(勝手にリリースサイズのこと)が出た先で、漁協のおっちゃんが稚魚(ヤマメ)の入ったビニール袋で放流中。
内心、おいおい魚逃げるがなとキリキリしつつ、笑顔で「おはようございます。ご苦労様です」。
イワナも放流してるとのことで、期待が高まる。
が、出ん。
集落が終わると山岳渓流の雰囲気に変わる。
余裕がなくて写真が撮れなかったけど、滝をいくつか巻いて上へ上へ。
V時型の谷が深くなってきた。魚影ありの無反応。
そろそろ昼飯をと、川伝いに戻るのもアレ(滝を降りる方が危ない)なんで、釣り竿片手にきつい斜面(イメージ斜度50°)をジグザグに脱渓。こんなときノーグリップのフェルトソールは怖い。

びりゅう館で打ち立て天ざる蕎麦を食って満足。
午後はライズが始まる夕暮れに期待したが、やっぱりヤマメの泣きサイズのみ。
それでも都心から2時間ほどと近くて、山奥の集落での里川〜山岳渓流(っぽい)とバリエーションも楽しめ、のどか&スローテンポな心持ちになれる希少な川でした。
ちなみに支流はあっても細い・枯れていると他に逃げ場がないので、先行者がいたらアウト。

2010年6月10日木曜日

Mr. Bike休刊

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バイクに興味を持った中学生の頃(80年代)、月刊オートバイで車種を覚え、Mr.Bikeでバイクライフをイメージしていた。
バイクに乗ることにずいぶん影響を受けたMr.Bikeが今月で休刊だと聞いたのは、出版社勤務のO氏との酒席。
出版・バイク業界のダブル不況でしかたないのかねぇ。
残念。
ぜひとも復活してもらいたい。


2010年6月6日日曜日

バカ虫

渓流釣行中に顔(特に目)のまわりを集団で飛び回る虫をバカ虫とよんでいた。
黒くずんぐりした2mmくらいの体長で手で振り払ってもすぐに寄ってくるし、簡単に掴められるどんくささからそうよんでいたんだけど、ほんとは「メマトイ」というハエだった。
刺すわけではないが、目に入ると寄生虫に感染することもあるらしい。
メガネをしているのでそのリスクは少ないんだけど、息を吸い込んだ拍子に鼻に入ることもある。
これが、うっとうしい。
息をひそめてフライを流しているところにクルクルまとわりつかれ、振り払ったときにライズに反応できなかったこともしばしば。
毛針に糸を通す細かい作業中もクルクル。
「このバカ虫がぁっ!」となるわけで・・・。
目がスースーするのを覚悟してブヨ対策のハッカ水を顔にかけたが、効果は数十分。市販の虫除けスプレーも効果は薄いようだ。
��タバコを吸ってるときは寄って来ない)
森林香がいいそうなので試してみるか・・・。


2010年6月5日土曜日

一の瀬高原キャンプ場

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Google Mapで川辺で釣りに便利そうななキャンプ場を探していると、丹波山村と塩山市の境にある「一の瀬高原キャンプ場」がよさげ。
テンカラ釣り好きのオーナーなので期待できる。
飛び込みで行ってみると広大な敷地でかなりワイルドな雰囲気。
直火OKで杉の薪500円。トイレは和式ぼっとん。au圏外。
見渡したところ水道はなく、山の水を滅菌処理してホースから流している。
多くを望む人には向かないかもしれない。
駐車料金500円(バイク300円)とテント泊1,000円。
キャンプ指定地まで車の乗り入れが出来ないので荷運びがたいへん。
平日で他に利用者がいないので今回は駐車場にテントを張ってもいいとのこと。
明日のチェックアウトも何時でもいいよー、とアバウトさがうれしい。
パパッと設営をすませ、キャンプ場脇の川へ。
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川というより「沢」の規模ですなぁ。
事前情報がないと緊張するけれど、オーナーから危険箇所はないと聞いていたので短いロッドで釣行開始。
一投目に流心から小さな反応が。気分を良くして慎重にストーキング。
10cm級とサイズが小さいけど、すぐにアマゴが釣れた。
その後もここぞというポイントでアタリがある。
が、5cm〜15cmとお持ち帰りサイズが出ない・・・。
午前中で18cmが最大。アマゴの川と聞いていたのに、橙点がない。ヤマメか?
イワナは一尾も上がらず。

午後は少し下り、集落に流れる里川で。
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赤いエリアに5〜6尾たまっている。
腰を屈めキャスト。一尾ドライフライを追いかけてくるが見切られる。
いくつかフライを替えてみてもアカン。
諦めてさらに下流に移動。
2つの沢が集まり水量も豊富で、いかにも「いそう」な渓相。
緩い流れにフライを乗せると、イワナが追いかけてきた。
「パクッ」とひったくるように食いついたのをワンテンポ遅らせてあわせる。
これが楽しくてフライフィッシングをやめられん。
ようやく食用サイズをゲット。
その後もコンスタントにイワナが釣れる。
最大サイズは滝の淵で。
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岩陰でフライが見えず、ラインの引きで反応。
ぐいぐい潜り込む元気の良さ。3番ロッドがしなる。
岩の上でバランスを取りながらなんとか手元に寄せられた。
25cmくらいか。
岸辺で毛針を外していると、水際に光るものが。

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砂金?そういえばこの辺りに武田の金山があったな。
金の川に白いイワナか。
��帰って調べるとどうやら雲母らしい・・・)

突然の雷と豪雨でイブニングはできなかったけど、久しぶりに「釣ったなぁ」と満足できる釣行だった。それでも二日で15尾(途中で数えず)以上。キープ5尾だけど。