2016年6月29日水曜日

ヘルメット新調 アライS-70


10年ぶりにヘルメットを買い換えました。
使い込んだSZ-Fと同じアライ製の「S-70」。




ずいぶん長く発売されているロングセラーで、SZ-Fに比べるとエアダクトも無いし内装も取り外しできません。
それでも不変的なデザインが魅力です。

ジェットヘルメットなら帽体の小さくて若干軽いClassicや、SHOEIのFREEDOMがあります。
被りくらべてみたらS-70がピッタリ。(いままではLサイズでしたが、なぜかS-70はMサイズ)
頭の形に合ったのか、内装が厚めなのかわかりませんが、ふんわり包み込んでくれるような被り心地。
なにより他モデルに比べ安いのと、思ったより目深に被れたのが決め手でした。
(ネットで送料込み12,000円)



付属品のヒサシ(バイザー)の代わりに、72JAMアルミコンビニエントベース+スワンズ成型ミニシールドの組み合わせで開閉できるようにしました。
これで小休止でヘルメットを脱がずにタバコが吸えます。
シールドにぶら下がっているのは、風圧で開かないようにヘルメットとホック留めするストラップです。シールドには強粘着テープ留め。

アルミのフリップアップベースにしたのは「エイヤ」と力技で帽体の曲線に合わせて曲げられるため。
それと、樹脂製より薄いのでシールドを付けてもそれほど大きくならないんじゃないかと。
開閉は無段階式。指で閉め込める左右のネジで強弱を調整します。かなり固く締めこまないとオープン時に下がってきます。樹脂製ダイヤルは金属ネジにはめ込んであるだけなので、外れないように対策が必要かも。

スワンズシールドは「ミニ」と付くだけあって、小ぶりでちょうど顎が隠れる絶妙なサイズ。それでも両脇は隙間なくカバーしています。
コンペシールドだと前方向に出っ張りますが、これはそれほどでもありません。
3点留めホックの真ん中に縦方向の溝があるため、シールドの開閉で動くのが気になります。
当然、ヘルメットに直付けしてもほんの少し上下に動いてしまいます。アライ純正コンペならこんなことはありませんが、汎用品なのでしかたないですね。
歪みもないし透明度も申し分ないです。
経験上、安価なシールドは細かな傷がついて曇ってきます。アライ・SHOEIの品質が一番信頼できるのですが、光学メーカーのスワンズはどうでしょう。値段(1,980円)も含めサイズ感が好みなので、念のためもうひとつ買い足してます。スワンズのHPには製品情報にシールドが見当たらないので・・・。

これらを付けるとせっかくのシンプルさがスポイルされますが、高速走行や雨中・虫のアタックを考えて妥協しました。
簡単に取り外しできるので、気分によって街中ならオープンフェースでという使い方も。(あまりやらない気がしますが)




夏場は暑そうな内装ですね。
顎のストラップは合皮でチープな感じは否めません。でも実用上問題なし。

アクティブ製BELL500-TXJも気になって被ろうとしたら、Mサイズでは小すぎ。
Lサイズは秋ごろ発売予定とのことで諦めました。

小さな帽体にそれほどこだわりがないなら、信頼性があってコストパフォーマンスの高いモデルだと思います。




2016年6月27日月曜日

シーズン中だけど管釣り


月曜朝4時。
東京からなら諏訪あたりまでは行ける時間に目が覚めたのに・・・。




遠くまで行くのが面倒くさいし、釣り場まで歩くのも億劫というだらしない気分。
2時間もGoogleMapとにらめっこしても適当な場所がなくて、札掛の管理釣り場へ出かけました。
熊に襲われるニュースが頻繁に流れるし、管釣りとはいっても自然渓流だからと自分を納得させて用賀インターへ。

朝マックを食べながら秦野中井インターで降りてヤビツ峠方面を走ると、平日なのにロード(自転車)で走る人が結構います。
これは、釣り場にも人がいるかなと札掛に到着すると誰もいませんでした。
4,000円とそこそこの料金ですが、貸切状態です。



TFOの#3 7.9ftにいつもの白いパラシュート#12を結んで8時にスタート。
すぐに流心から反応がありました。こんな時は期待できます。
思った通り、「ガバッ」とフライをひったくる魚影。
寄せてみると尺足らずのヤマメですが、手前でバレました。

気を取り直してヌメッたフライを洗い、フロータントを付けて次のポイントを流すと、また流心でヒット。
今度はしっかりテンションをかけて寄せたのに、手前で2度目のバラシ。
バーブレスということもあるし、どうもボクはファストアクションのロッドとの相性が悪いみたい。

3度目の正直は、落ち込み脇の淀みからのイワナ。
腹がオレンジ色の尺はあろうかという大きさで、結構な引きでした。
が、これも寄せたところで魚体をくねらせて流れの中へ・・・。

こんなことがなんども続くので、ペットボトルのお茶を飲みハイライトで一服。
これが良かったのか、この後はバラシがなくなりました。
誰もいないから釣れるだけ釣ってやろうと気が急いていたのかもしれません。



最下流部から上流の堰堤までゆっくり釣りあがって4時間。
つ抜けはしたものの、イワナはバラシた一匹だけでした。
管釣りと言えど、やっぱり釣れるのは楽しいですね。

次回は面倒くさがらずにイワナの渓へ・・・。

追記
心配していた山ビルの被害にはあわずにすみました。


2016年6月6日月曜日

蓼科旅行のついでに・・・


年に一度の親孝行で蓼科へ。
2泊するから、ちょっとだけ別行動でロッドを振ってみました。




ほんとに、ちょっとだけで実釣30分・・・。
過去最速でロッドを組んで、いざ入渓。
けっこうなボサで、すぐにフライロスト。
沢に立てばワクワクするものの、気ばかり焦って楽しくない。
フライを結び直す時間ももったいないくらい。
進んだ距離は20mくらいでしょうか。
反応なしで時間切れです。
やっぱり釣りには半日欲しい。



片付けも慌ただしく、親孝行の続きで御泉水自然園に出かけました。
木道が整備された園内を散策していると、池に大きな魚影が見えました。



ニジマスのようです。体長は尺を超えてました。
人の近くで悠然と泳ぐ姿は上高地のイワナと同じ。
釣られなければ警戒心も薄くなるんでしょうか。
なんだか複雑な心境です。



木道下からなかなか出てこなかった金色の魚。
ニジマスのアルビノ?
これもかなり大きかった。
池には虫が乱舞していて、ゆったり捕食していました。

標高が1,830mもある高地ですから、本来いるべきイワナでないのは残念。
それでも、「釣りたい・・・」という気持ちが。
(公園内は採取禁止です)