2014年11月28日金曜日

サヨナラ、ジョニー!


ジョニー大倉さんがお亡くなりになりました・・・。

初めてCAROLを聴いたのが中学生(80年代)のとき。
親戚の兄ちゃんからもらった「Good-bye CAROL」という、マイナーなLP。
レコーディング風景や試作の英語バージョンという構成の海賊版みたいなレコードです。
初期のビートルズが好きだったから、ロックンロールの荒々しい演奏にハマりました。
すでに解散していたし、ソロの矢沢永吉がメジャーな存在でCAROLを聴いてる人はいなかった。
けれど、かつて一世風靡したバンドのスタイルが、デビュー前のビートルズを真似していたことが嬉しくて、同級生とコピーバンドを組んで小さなライブハウスに出たりしてました。

レディー・セブンティーンって曲のタイトルや、短い言葉の歌詞は単純だけど詩的でかっこ良かった。
いまでも『捨てたはずのコイン』のイントロを聴くと10代の甘酸っぱい気持ちが蘇ります・・・。

メンバー間の噂・いざこざなど取り上げられてますが、いちCAROLファンとしては作品だけが残ればいい。
サンキュー、ジョニー!


2014年11月17日月曜日

【雑誌】POPEY & BE-PAL


ここ最近、雑誌を買うようになりました。




ほとんどの情報はWebサイトで仕入れることができるので、わざわざ紙媒体にお金を使わなくなっていたわけですが。
ネットの雑な表現にうんざりしてきたというか、時間をかけずに安価で仕上げた様子が、どうも・・・。
こちらも大雑把に見ちゃうんですよね。

雑誌にしても締め切りがあるわけですが、作り手の意気込みが感じられます。
Webでキチンと売り上げる仕組みができれば、お金も時間もかけられるんでしょう。

閑話休題
中学生時代から手にしたことのなかったPOPEY。
平綴じになってたんですね。
表紙は光沢有りで、表4はマット。PP?ニス加工?
特色部分の文字は少し凹んでます。箔押しかな。お金がかかってますねぇ。
素材感はデジタルでは出せません。

編集ページの写真・イラストにも手抜き感はありません。
内容も具沢山。キャプション級の本文は、おっさんにはツライけど。
連載以外、ほぼアウトドア的記事で、ぱらぱらめくるだけでも楽しい。
ボリューム満点で、じっくり時間をかけて眺められます。

BE-PALは「アウトドアギアは日本製に限る!」とそそられるタイトルで、ガレージメーカーや伝統工芸品のモノ作り紹介です。
自分でなにかつくるなら・・・と空想してみたり。

アウトドアの情報だからアナログで・・・、というのはジジィになったからでしょうかね。



2014年11月12日水曜日

BIALETTI Kaliffa


リサイクル屋さんで800円で売られていた、BIALETTIの直火式エスプレッソ「Kaliffa」。
買ってみたのですが・・・。





勢いよくぶちまけました。
やってくれるなぁ・・・。
テーブルの下はレーザープリンターだったりしたんで、冷静に対処しようと努力しましたが、写真がブレてます。

同社のモカエキスプレスを使っているので、こんなことになるとは予想できませんでした。
なにか間違ってるのか調べてみます。
このモデルはすでに廃盤のようで、後継のブリッカの記事を参考に。
水の量はシビアに、と。
では、キッチリレベルラインに合わせてもう一度。
しかし、またブシューッと盛大に吹き出しました・・・。

すべてバラしてOリング等チェックしても原因が分かりません。
YOU TUBEで同型を使用している異国の人の動画を観たところ、蓋を開けて炒れてます。
モノは試しに最悪の事態を想定して極弱火で恐る恐る試してみると、チョロチョロコーヒーが沸き出してしばらく。
プシャーッと泡が吹き出しました。
ビクッとしたけど、今度はまき散らすことなく無事抽出。


泡立ってます。
この泡、クレマっていうんですね。
でもカップに注ぐとほとんど無くなりました・・・。
もう少し抽出するべきなのか加減が分かりません。
豆を砂糖くらいの大きさに挽くと泡立ちがよくなる記事があったので、経験と慣れが必要?
難しいもんですねぇ・・・。




2014年11月7日金曜日

【思い出のクルマ】 Renault Clio Baccara


ヨーロッパ車系のクルマの仕事を始めてから、ほどなくして買ったクリオ。
(写真はNOREV製ダイキャスト 1/18)
ホンダディーラーで使われていたため、日本での車名はクリオではなくルーテシアでした。





このミニカーのグレードはWiliamsですが、ボクが乗っていたのはバカラ。
タイヤが取れてしまったジャンク品をBook Off系列のお店で見つけ、懐かしくて1,000円で手に入れました。
プラ部品が折れていたので、長いネジで固定。
ルーフアンテナも折れてますね・・・。
まぁ、マニアじゃないので気にしません。

小さな高級車と呼ばれたバカラ。
ハッチバックに革シートの組み合わせで、高級感はありました。
なによりもブリスターフェンダーに、四隅に配置されたタイヤの踏ん張り感あるスタイル。
これが購入の決め手。スタイル重視です。
小さいくせにフロントヒンジのボンネットもガイシャっぽかったし。

1,800ccのエンジンはこれといって特徴がなかったんですが、直進安定性や高速道路での乗り心地はさすがのフランス車で、当時の同クラスの国産車とは安心感がまったく違いました。
シートはBXで経験したフカフカを期待してたんですが、ちょっと固めだったような。
しかもちょっとガタついてたりして。

壊れやすいと評判だったZF(?)製4速オートマは、販売店からの忠告で街中は3速で乗ってました。
スピードの出ない一般道では、トップギアが頻繁に変速するため負荷が多くなるとのこと。
トラブルといえるのはブレーキの効きの甘さ。
目一杯踏んづけないと思った通りに止まりません。
ローターを新品にしても改善されず、結局手放しました・・・。
いま思うとブレーキサーボの故障だったんじゃないかという気がします。

この後からモデルチェンジごとに丸っこいデザインに変わり、シャープな印象は薄れてしまいました。