2010年1月30日土曜日

仕事で・・・

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新商品の販促ツール制作のため、フライフィッシング愛好者のカメラマンと撮影に出かけたクライアント事務所に鎮座するイワナの剥製。
40cmはありそうな大物で、口と肛門から内蔵・肉・骨を出して(腹を裂かずに作るのはかなりの手間)3ヶ月自然乾燥させて自分で作ったそうな。
イワナを撮影しにきたわけじゃないけど、面白い話しをたくさん聞いた。
剥製制作者のNさんはザイルを持って山を縦走するほどの本格派で、魚止めの滝や堰堤の上流に釣った魚を放して繁殖させている。これは丹波山で出会った山菜採りのおっさんも同じことを言っていた。マタギに限らず、魚を増やす行為はどこでもやっているようだ。放流してから4〜5年は釣らずに待つというのも同様。
放す場所はさらに2つ先の魚止めの上流。これは釣り人がこの先には魚がいないと諦めさせるためだという。なるほど。
地震で渓流魚が全滅したと言われる丹沢に、在来種のヤマメを上流に放して増やしたとか。
��丹沢固有のヤマメは鮮やかなオレンジ色が特徴とのこと)
年配の方のこういう情報はこれからの釣りの参考になる。
今シーズンは食うばっかりじゃなく、増やすことも考えてみようか。

2010年1月24日日曜日

トランギア山頂湯沸かし

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逆光で写真がわかりにくいけど、1800mほどの山頂でトランギアを使い湯沸かし。気温は0℃。3面風防使用。
着火してすぐに湯気と小さい泡が出てきた。
インスタントラーメンが出来るレベルまで20分くらい。
手軽に安定した火力はさすがアルコールストーブ。
でも、真冬にこれだけってのはちょっと心もとない・・・。

2010年1月23日土曜日

シュラフ

Nanga900

秋から春までのキャンプ・車中泊に愛用しているナンガのオーロラ900DXも3年目に。
これまで経験した最低温度は−15℃くらい。アンダーウェアとセーター・起毛パンツの組み合わせに、シュラフの肩と顔部を絞り込み暖かく眠れた。
対応身長が180cmだけど、174cmでちょうどいい感じ。ギリギリの大きさで足先のダウンが潰れると冷えてくるので少し余裕があるといいかも。

透湿性防水の表生地でシュラフカバーいらず。朝に結露や息で表側がうっすら凍っていても、内側は湿ることも無く快適。
冬期の縦走なんかのハードな使い方はしないんで(できないし・・・)オーバースペックだけど、暖かいに越したことはないし、車やバイクでアクセスできる場所ならどこでも寝れる安心感は大きい。
Made In Japanの信頼性や永久保証にもNANGAの企業努力を感じる。
収納サイズは20×37cmでバイクに積むにはちょっと大きいけど、サンバーの限られた荷室ではスペース効率がいいんでやっぱり布団より寝袋が都合いい。
神田のグリーンライフスポーツで購入。

Mountbells

夏は旧型のモンベルU.L.バロウバッグ#5。
これもツーリング・釣りキャンプレベルの使用。
650gでペットボトルの蓋まわり大きいくらいの収納サイズでパッキングも苦にならない。
盛夏の2000m以下でなら使わないことが多いけど、保険として。
表生地に透湿コーティングしてあるんでほんとはやっちゃいかんのだろうけど、中綿なので洗濯機で洗ったりと雑に扱っている。



雪の八子ヶ峰

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雪山歩きの初歩を知る為に、長野県の蓼科温泉からちょい上の八子ヶ峰へ。
前日の車中泊で0時過ぎ位から雨が降り出した。
朝になっても降り止まず、霧も出ているので今日は中止
「石遊の湯」でまったりして蓼科温泉に戻り二日目の車中泊。
暖かかった前日から変わって-8℃と冷え込んできた。
頭痛と腹痛、くしゃみ連発で明日が心配だったけど、9:30まで寝てなんとか回復。

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しかも、この晴天!
ささっと支度を済ませて、ビーナスライン沿いの女乃神茶屋から出発。
前日の雨のせいか雪はカッチカチ。
少し急な斜面はストックと足運びを慎重にしてなんとか。
トレースがついているため迷うこともなく林間部を抜けると、急に視界が開けて右手に蓼科山が見えた。
雪の下に埋まった熊笹の道を登ると、ほどなく山頂ヒュッテに到着。

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雪の蓼科山や八ヶ岳が見渡せる360度の眺望がスバラシイ。

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ここからさらに白樺湖方面へ平らな道を進む。

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ヒュッテから先は踏みならされておらず、表層の固い雪を踏み抜き膝までの壷足でえっさえっさ。
左足が冷たいんで雪から足を上げてみると、スパッツの留め具が壊れて靴に雪が入り込んでいた。
もうやめた。

雪原で湯を沸かし、1時間ほど景色を眺めながらラーメンとコーヒーの昼食。
時折吹く風がだんだん強くなり、0度とは思えんくらい寒くなってきた。
まだ時間はあるけど、これ以上ぼーっとする穏やかさが無くなったので来た道を下りる。

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凍り状の斜面は6本爪の軽アイゼン、真っすぐ下る斜面は尻滑りであっという間に登山口へ。
のんびり雪山の空気と景色を眺められるお手軽コース。帰りは源泉掛け流しの蓼科温泉共同浴場もあっておススメ。

蓼科温泉共同浴場(長野)

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リゾート・別荘地にある温泉銭湯。
味のある外観と内風呂のみの浴槽はNHKの「普段着の温泉」に紹介されそうな雰囲気。

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無色透明のお湯は源泉掛け流しで、管から「シュゴーッフゴーッ」と凄い音がしている。
62℃のお湯に加水しているようす。
冬にはちょうどいい加減。

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洗い場にはシャワーが無いが、100円でシャンプーが売っているので頭を遠慮せず洗える。

真冬の平日のせいか空いていてまったり長湯できた。
浴槽もきれいに手入れされていて気持ちのいい温泉だった。


2010年1月19日火曜日

またマズメ

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壊れたウェーディングシューズの買い替えはビブラムソールにするつもりだったけど、評価がまちまちなので見送ることにして再度マズメのキャンバスにした。
アウトレットで4,200円。
くるぶしまでサポートできて、キャンバス地ゆえ軟らかい。指・足首が曲げやすく、接地面が増えて岩の上などで安定感が大きい。
谷をよじ登るようなときも動きやすいので、作りの粗さはあるけど気に入っている。

購入したのはキャンバス+合成皮革で、内側の擦れやすいところが合成皮革になった。
とはいってもこの値段なのでふにゃふにゃの頼りない素材ではあるが。
なので、ハイカット部分も折り畳みやすく、コンパクト収納はそのまま。
それと、かかとが2重のフェルトになっているのが08年モデルとの変更点。

キャンバスタイプでは初回に水抜きの丸いメッシュ金具がとれてしまったが、
合成皮革タイプでは数回使用でも金具は大丈夫。

2010年1月18日月曜日

煙の風情

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自転車で武蔵小山へ打ち合わせに行く途中でキャンプ場の匂いがしてきた。
緑道脇のちょっと年季の入った民家の軒先から煙が。
屋根から煙が出てるように見えたんで火事かと勘違いしたが、屋根ではなく日よけ(?)の下での焚き火だった。
23区内で焚き火ができるなんて羨ましい。
それにしてもこの家の佇まいと煙。あとは割烹着のお母さんと竹ぼうきがあればイメージどおり。

2010年1月17日日曜日

ヘッドライト補修

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Princeton TecのQuad。
裏蓋開閉のネジ上のボディが割れてしまった。
落としたからか、ネジを締め込みすぎたのかは不明。
水没で内部に浸水しないようにセメダインのエポキシパテプラ用で補修した。
硬化しても弾力性があるということなので、負荷がかかるネジ穴付近にはコレがいいのかと。

Epok

粘土状のパテを指で練り込んで穴をふさぐ。
説明書きでは1時間で硬化するとあるが、ちょっと頼りない軟らかさ。
一晩置いておいたらきっちり固まった。
アウトドアでの使用でこれでいいとは思わないけど・・・。
モノが壊れると買い替えのチャンスとテンションが上がるんだけど・・・。


2010年1月16日土曜日

ウェーディングシューズの寿命

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10年ほとんど使わなかったL.L.Bean。
ここ3年ほど数回使用したらソールの縫製がイッてしまった。
中敷までボロボロで修理は難しい・・・。

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キャンパスウェーディングシューズは1年でこの有様。
岩場で擦れたのが原因だろうか。
ヌメリでグリップしなくなったのでフェルト交換するつもりだったけど、
あとどれだけ使えるか不安な痛み具合。
うーん。
L.L.Beanもアッパー部分は問題ないのに縫製の綿の糸が切れてソールが剥がれたことから、
やっぱり化学繊維の方が長持ちするようだ。
冷たい川の水にさらされてから乾かすの繰り返しなので仕方ない、か。

2010年1月12日火曜日

2010年初釣行は丹沢で

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去年からやる気を見せ始めたHケン氏に誘われ、丹沢ホームの管理釣り場へ。
三連休の最終日なのに釣り人はナシ。
貸し切りですなぁ・・・。
受付のにいさんから「川にカワウ除けのペットボトルがあるから避けてください」と言われ、
鵜がこんな山の中にいるのかと驚いた。
Wikiによると一日500gの魚を食うらしい。
中・下流域で魚が減ったため上流でも棲息するようになったとか。

川に入ると20mほど先に大きな鳥がいた。
魚をくわえている。
こんなのが先行してたら根こそぎ持ってかれるんで、ラインをしまい追い立てるように上流へ。
羽を広げて飛び立つと、さらにデカく見える。
緊張感の無い管理釣り場の魚なんかひとたまりもない。
これは先行者より強敵だな。

で、1月の渓流釣りで魚がドライフライに反応するのかというと、しました。
ただ出方がゆっくりというか、だら〜っとしてて釣り上げた後も動きが鈍い。
4匹のイワナを釣り上げて、もういいやという気になってきた。
足指の感覚が無くなる程ちべたい川から上がり、
山から降りてホルモン焼き屋でプチ新年会〜秦野万葉の湯でザブーン&仮眠。
これで去年から続いた釣行は、一般河川解禁日まで一休み。


2010年1月10日日曜日

【われ山に帰る】高田宏(岩波書店)

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登山の小説かと思い込んで読み始めたら、社会主義運動家・小説家「小山勝清」の伝記小説だった。
完璧な主義主張を知らないんだけど、自然と人・人と人の調和のとれた村社会が理想だというくだりで、あぁ、山で過ごす穏やかな気分はこんなところから来ているのかもしれんと。
この本を読む前にミニマム社会が丁度いいというようなことを都市計画の研究者に話したところ、
不便な生活に後戻りは難しい、とにべもなかった。
まぁ街が落ち着くという人もいるから、浅学な自分は考えが堂々巡りするだけなんで連休はまた釣りに出かけます。

2010年1月3日日曜日

明けまして

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おめでとうございます。
大晦日は名古屋の悪友宅で年忘れ。
手のひら大の金魚がお出迎え。おめで鯛。あれ?

名古屋市内は7時頃から雪が積もって名古屋高速は全線通行止め。
この寒波で、予定していた穂高での温泉車中泊は中止。
名古屋で雪景色が楽しめたんで、まぁ良しと。
−1℃の車中泊で新年を迎え、東京への帰り道は渋滞を避け、ツーリングで通い慣れた塩の道(153号線)で。
どっさりの雪を期待していたのに、治部坂辺りと杖突峠でスタッドレスが役に立った程度。
どこか景色のいいところで寝ようかとだらだら走っているうちに東京についてしまった・・・。
今年の課題は「適度な計画」かもしれん。