2012年10月27日土曜日
箱根 神山
箱根で一番高い山、とはいっても1,438mなのでハイキング気分で大湧谷の登山口へ。
病後の嫁もこれくらいならと山に入るが、これがなかなかキツかった。
大湧谷の斜面辺りはススキがきれいだったけど、樹林帯から先はほとんど眺望無し。
山頂も木に囲まれて眺めは・・・。
汗だく・息切れでふらふらの自分に比べ、嫁は汗をかくこともなくケロッとしていた。
しかも、ポロシャツ・ホームセンタースニーカーのおっちゃんが小さな犬を連れて現れた。
トレッキングポール使ってた若者もいたのに・・・。
達成感も萎み、アルコールストーブで湯を沸かし、カップラーメンと珈琲飲んでさっさと退散。
登り約1時間。下り約50分。
この時期の行動着は長袖シャツ一枚で充分だった。
箱根 強羅温泉 太陽山荘
東京から一番近い硫黄温泉は、大湧谷からの湯を使うこのあたりだろうとアタリをつけて一泊。
太陽山荘は登録有形文化財の木造2階建て。
リフォームされているようで、お風呂はとても広々としていてきれい。
掛け流しの湯はこまかい湯の華で白く濁っている。湯温もちょうどいい。
が、期待していた硫黄臭はほとんどしなかった。
露天風呂はなし。
派手さはないけどおいしい料理は、これもちょうどいい量。
ただ18時はちょっと早い・・・。時間を選べると良かった。
目の前を登山鉄道がゆっくり走るのが見えて、夜は鹿の声。
だらだらと5回も湯に浸かってのんびり過ごせた。
2012年10月24日水曜日
閉店・・・
東京に引っ越して来た時に友人Hケン氏が教えてくれた登山用品屋さん、グリーンライフスポーツが閉店になった。
スポーツ店の多い神田にあって量販店にはない敷居の高さを感じたが、選ばれた品揃えが魅力だった。
真冬の車中泊用ナンガの寝袋や登山靴を迷わず買えたのも、このお店のおかげ。
ちょっと強面の親父さんが親切にアドバイスをくれ、小さなお店ならではの安心感があったのに残念・・・。
最後の買い物に出かけたが、目当てのナンガダウンジャケットLサイズは売切れ。
がらんとした店内はまったく寂しい限り。
2012年10月22日月曜日
長野 下諏訪菅野温泉
ツーリングでよく利用している温泉銭湯。220円。
鹿教湯温泉からの帰り道に寄ってみた。
ドバドバ景気よく掛け流されている湯はけっこう熱め。体感的に43℃以上。
いやぁ、熱い。
温泉好きだが長湯が苦手なので、これくらいの湯にガマンして何度も入るのが気持ちいい。
脱衣所横の休憩スペースには灰皿が3つ。
風呂後の一服も神経質にならんですむ。
番台のおねぇさんもしっとり愛想が良いし、入り口までの薄暗いアプローチも地元感たっぷり。
大きめの浴槽はよそ者でも入りやすい。
長野 鹿教湯温泉
親父の湯治に付き合って鹿教湯温泉へ。
一泊目はホテル風の桜○。
こちらの湯は掛け流しではなさそうなので・・・。
二日目以降は国民宿舎 鹿月荘。
「荘」といってもホテルの佇まいで客室トイレは全自動。
眺めも良くて重い雰囲気は全くない。
こちらは飲湯用のコップがあったので、たぶん掛け流しだろう。
(まさか循環は飲ませんよぇ)
熱めとぬるめの2浴槽でほぼ無臭。
わざわざ別所温泉から入りにくる人がいるので、泉質の評価は高いようだ。
両ホテルとも禁煙。タバコは喫煙場所で。
料理は、楽しませますよ・工夫しましたよ的過剰な演出も手抜き感もなく、普通に美味しい。しみじみ美味しい。
酒飲んで温泉入って8時くらいには寝て、夜明け前に起きるという正しいリズム。
街は騒がしい酔っぱらいや射的場等々レジャー感はなく、落ち着いている。
あぁ、湯治場の圧迫感のない時間の流れが心地いい。
夜明けの冷えた温泉街を文殊堂まで散歩しながら川を観察してると、パーマークらしき模様の魚が見えた。お、温泉の湯が流れ込んでてもいるな。
フロントで聞くと、釣り人はほとんど見んがイワナはいるとのこと。
露天風呂の前で釣る気にはならんので、上流へ行けば温泉と釣りを楽しめるかも。
秋の上高地
通行規制のため、自力で行くには徒歩か自転車しかない上高地。
面倒くさいし人が多いしで行ったことがなかったが、今回は親孝行の一環で。
何度も来ているお袋に案内され、大正池から河童橋までのウォーキング。
写真で見た風景から景勝地が一ヶ所で楽しめるとイメージしてたけど、
梓川沿いを歩いて移動するんだね。
上高地の紅葉は黄色いとお袋が言う通り、赤い葉はほとんどなく山は黄金色だった。
魚影の濃い川沿いの散歩はあちこちでライズが見られるが、ここは禁漁区。
きっと入れ食いなんだろうなぁ。
過去の無計画な放流で在来のイワナより、ブラウンなど外来種が多くなったそうだ。
「駆除」で釣らせてくれんか・・・。
高低差のない穏やかな川に神々しい山。日帰り温泉もあるし、これは観光客が多いわけだ。
今回は日帰りだったけど、キャンプで連泊してトレッキングなんていいかもしれん。
2012年10月16日火曜日
カタディンストーブ
アルミで軽いアンチグラビティギアのアルコールストーブ。Made in Japan。
トランギアと違って本体横から炎が出るんで、ゴトクいらず。
高火力というだけあって、屋内だとちょっとビビるほどの勢い。
そのためかトランギアに比べて燃料消費が早い。
(湯も早く沸くけど)
横方向に火が広がるので小さなコッヘルだと炎に包まれる感じ。
火力調整も出来ないので、単純に湯を沸かすだけで使う予定。
と、言い訳をしつつ性懲りもなくモノが増えていく・・・。
吉祥寺辺りで・・・
RCの曲『いいことばかりはありゃしない』を聴いたのは中学生の時だったかな。
「吉祥寺辺りでゲロ吐いて」という歌詞があって東京で住むならこの街がいいなぁとイメージしていたが、事務所の拠点としては微妙に都心から遠く未だ縁がない。
暮らしたい街でいつも上位にランクされるだけあって、買い物は便利だし井の頭公園もあって住みやすそう。飲み屋もたんとあるし。
嫁が「さとう」のメンチカツが美味いというので買いに行くが、すでに売り切れ。
カツと焼豚を購入。軟らかくて美味い。
三鷹に下るとアメリカ的なロードサイド大型店がたくさんあって、空も広い。
車社会の愛知育ちはこんな場所が落ち着くなぁ。
バイクでぶらぶら、知らない街を楽しんだ。
2012年10月14日日曜日
秋の釣り(札掛)
禁漁に入ると出かける丹沢札掛の管理釣り場。
自然渓流そのままなので、放流魚であることを意識しなければ気分のいい釣りが楽しめる。
この時期なら丹沢名物のヤマビルの心配も無し。
朝は息が白いくらいの寒さだけど、日中はちょうどいい爽やかさ。
ヤマメ・イワナの小物・大物あわせて数えるのが面倒なくらいの釣果(ドライのみ)で、
ニジマスだけど尺上の引きも楽しめシーズン中のストレスを発散できた。
手にまめができるほどロッドを振りっぱなしでアッと言う間の9時間。
脱渓直前、20mほど先で三頭の鹿が川を横切った。
お互い目が合ってしばらく静観。
熊でなくても生身で野生動物に出会うのはハッとする。
凛々しい感じがして、かなわんなぁという感じ。
岸を歩いていると人が屈んでようやく入れるくらいの木の人工物があった。
なんだろう、これ。
2012年10月9日火曜日
リトルプレゼンツ ウェストハイウェーダー
こないだの9月飛騨遠征で気温5℃のツラさを知ったので新調(中古)。
経験上、胸まで浸かることはほとんどないので、
用足しのしやすいウェストハイにしてみた。
(これ自分に取って重要)
これなら見た目的にもバイク釣行で違和感無く(カッパ的な)履いて行けるので、
急な雨でも寒い思いをしなくてすむ。
ウェーダーって「いかにも」な雰囲気がするけど、
細身のデザインで許せるレベル。
残念なのは身長174cmでMサイズはちょっと短かった・・・。
岩に登ったり降りたりで足が突っ張るが、
立体裁断なのでほんとは動きやすいはず。
ケチらずに新品でLを買うべきだった。また勉強。
ま、シーズン1/3も履かないので、とりあえず。
伊豆はまだまだ?
10月いっぱいまでアマゴ釣りが楽しめる伊豆の渓流。
掛け流し温泉付きの七滝温泉キャンプ場(一人3,000円!)で秋の快適キャンプをイメージしつつ、一日目は暗いうちから入渓。
先行者はいなかったようだけど、
寒さのためかほとんどアタリも無く20cm程度が一匹と寂しい釣果。
それなら行ったことがないところまで詰めようと、いくつも堰堤を越えてみた。
水が少ない上に川幅も狭くなり、堰堤下もプールというより水たまり程度。
12番のフライを咥えきれない小さなアタリが続き、ちょうど林道の脇に来たので脱渓した。
先週の台風の影響だろうか、倒木が多くて毛針をたくさんロストした。
アタリは無いし枝に絡まるしでイライラ・・・。
先週の台風の影響だろうか、倒木が多くて毛針をたくさんロストした。
アタリは無いし枝に絡まるしでイライラ・・・。
二日目に扁桃腺が腫れ半日ウンウンしながら寝込み、午後2時間だけ頑張るがアタリすら無し。
最終日に5時半起きで頑張り上流部へ。
林道脇に車が無かったことを確かめたのに、新しい足跡が。
速めのテンポで釣り上がってみるとやっぱりいらっしゃった。
どうりでさっぱりアタリがないわけだ。
それなら下へと移動したが、また乾いていない足跡・・・。
三連休でたくさん人がいるだろうと予想した通り。
やっぱり考えることは一緒か。
三日間で一匹と散々な結果で、帰りの高速道路は50km!の渋滞。
行くなら平日だなぁ。
ちなみにキャンプ場の温泉は開放感たっぷりの子供のわめき声で動物園の様相。
落ち着いて入浴するなら早朝か真夜中で。
ふぅ。
2012年10月1日月曜日
一つ買ったら一つ減らす、で
キャンプ道具のパッケージング。
二人でキャンプの収納はアイリスボックス2つと炭+寝袋。
宮城で買った杉の箱に炭を入れてテーブルにも使う等々、代用・小型化でモノをできるだけ減らした結果がこの容量。
黒い箱にテント・タープなど自分担当の設営道具、緑の箱に調理系嫁担当道具で仕分け。
あれはどこ?的なやり取りも少なく管理が楽になった。
これに食材と着替えが日数分。
釣り道具はウェストバッグ1つと竿。
低いモンベルのタープにしてから、ブルーシートで直座りが快適になった。
焚き火を控えめにすればタープの端っこで出来るし。
焚き火台のちょっとアブナイ使い方。
炭だけなら背の低いタープの中でも焼肉屋気分で暖かい。
胡座で食って、横になって酒を飲む自宅仕様。
増えては減らしのキャンプ道具。そろそろ最終型にしたいところだけど、きっと物欲は止まらない・・・。
秋の渓
先週の飛騨で体感したので、今回はウェーダー着用で禁漁直前の金峰山川へ。
寒い朝イチよりも昼過ぎ〜夕方の反応が多いが、出が速くてアワセが難しい。
遊んでいるというより、遊ばれてる感じ。
それでも8.6ftの竿をストレスなく振れて苔のない岩場は滑ることもなく、透明度の高い流れは気分がいい。開けた渓は明るい気分になる。釣れなくても。
いくつも堰堤を越え、ポイントごとに期待を込めて4〜5回毛針を流す。通い慣れた渓だと歩も速い。ヒュンヒュンと半日同じことの繰り返し。
遡行が楽な川なので結構な距離を歩く。キャンプ場から入渓点までついて来た嫁が、携帯電話の万歩計で5,000歩だったと言っていたから、一歩60cmとして3km。
起伏のある渓流はもっと距離が出るだろう。徹夜で来るんでイブニングの頃には疲れがピーク。
焚き火と酒をまったり楽しむと9時くらいには思考停止で、気を失うように就寝。
翌日は目玉焼き・ボイルしたソーセージにクロワッサンとコーヒーの朝食。
ダラダラ撤収して、昼から釣り始める。
台風の雲が見えてくると反応が良くなった。
ポツポツと雨が降り始め、脱渓を決めた最後のキャスティング。緩い流れからす〜っと浮き上がってゆっくり毛針を咥え、反転した岩魚に軽く合わせる。イメージ通り。いいサイズ。来年もっと大きくなってね。
雨でこれから釣果が上がりそうだけど、いい思いのまま14時に納竿。
今年もありがとう。
帰りに茶色い掛け流しの湯「増富温泉」でひとっ風呂。
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