2015年9月30日水曜日

スベア 収納袋


業務用ミシンを持つ友人にお願いしてスベア123R用の収納袋を作ってもらいました。
素材は100円ショップの麻混ランチマット。






絵柄を裏側にしてさりげないオシャレ感を演出。
(デザインが気に入らなかっただけですが・・・)

麻の手触り感もいいし、濡れた時も多少は乾きが早い(?)
屋外で使う袋って麻袋のイメージがあります。
コーヒー豆で覚えてたのかな。
まぁこれは100円品質だし麻混だし、ハードなイメージとは違いますね。
ペラペラなので耐衝撃性はありませんが、持ち運びしやすくなるのであると便利です。

それにしてもバイクの部品や釣り道具など、自分でモノづくりが出来るって羨ましいなぁ。



自作ロッドケース キャップ加工


キャップの固定は様子見と言いつつ、やっぱりバイク移動中のことを考えると心配になったので対策加工しました。


まずはキリで本体に5mm程度の穴を空けます。
雨樋は柔らかくて薄いので、力要らずで簡単。



幅約5mm・厚み約1mmの輪ゴムを穴に通して固結び。
スペーサーをつけたほうが抜けにくくなったかな・・・。



ソケットにも穴を空けて、ゴムを通し・・・



ソケットが取り外せる程度にゴムのテンションをかけて、固結び。



椅子足をソケットに被せて完成です。
ゴムのテンションをかけすぎると、キャップの脱着がきつくなるのとゴムの耐久性がなくなりそうなので、少し緩めにしました。
キャップの差し込み長より短いので、緩くても抜けることはないハズです。

手持ちで適当なのは生ゴムだけだったので妥協しましたが、黒ゴムのほうが締まって見えたかな。



2015年9月29日火曜日

まあるいお月さま


昨夜の月はスーパームーンで、最小の満月に比べて1.14倍・3割明るいんだそうです。
記念にベランダで三脚撮影しました。

カメラはGF1。レンズはパナの45-150mm。
フォトショップでトリミング済み。
絞り5 露出1/50 シャッタースピード1/50 ISO400 ホワイトバランスはオート
未だに撮影時の適正設定がわからないので、何度か適当にマニュアル設定して、まぁマトモかなというのがこれでした。
暗めに撮るほうが地表を表現しやすいようです。
それに、あとでフォトショップの補正の幅が広がります。
(明るく飛んでるとどうしようもない)

150mmでトリミング無しだと・・・


この程度の大きさ。
どちらにしても、建物など比較になるものが写ってないと月の大きさがわかりませんね。
技術も構図もまだまだです・・・。

家の近所で何人か路上で三脚撮影してました。
普段なら怪しい人と思われそうですが、この日ばかりは、ね。



2015年9月28日月曜日

自作ロッドケース


アメリカで購入したTFOの6ft #2 2ピースにはケースが付いていませんでした。
それで、塩ビ管で代用していたのですが、グレーの外観はちょっと趣味で使う道具っぽくない。
それに重い。

軽くて見栄えのする素材といえば、チタンかカーボン。
だけどロッドが入る40〜60mmの直径となると、すごいお値段になります・・・。
同じことを考えている方がいるようで、
ネットで検索すると「雨樋」が使える、と。
しかもクロ(グレー?)・ブラウン・ホワイトと色まで選べます。

早速カインズホームで素材を仕入れました。
雨樋は直径42mmのホワイト2m。
アイボリーっぽい色合いです。



キャップ用にいくつかゴム製品を用意しました。



念のため雨樋コーナーにあったソケットも2つ購入。



雨樋を100円ショップのノコギリで切断します。
(まっすぐに切るのがけっこう難しい)
ヤスリでバリ取りをして・・・



エンドキャップはCAINZブランドの椅子足キャップ42mmがぴったり。
単に被せるだけでもゴムの摩擦で取れにくいですが、念のためボンド接着しました。



ロッドの出し入れに取り外し可能なキャップは、椅子足キャップ42mmを被せた雨樋ソケット。



15分ほどで完成しました。
工作というレベルではないくらい簡単。
ただ、取り外すキャップは樹脂同士の摩擦だけなので、バイク移動だとちょっと頼りないかな。
チューブとキャップをゴムで繋いでテンションをかけるとかの対策が必要ですね。
ボクはこのまま様子見します。
これで1本あたり1,000円以下。

一般的な市販のロッドケースよりスリムで、圧倒的に軽くなりました。
少しでも重量を減らしたいザックを担いだ釣行でも布袋だけだと心配ですが、これくらいの軽さなら携帯しようかなと思えます。

強度的には思いっきり踏みつけない限りは大丈夫そう。
(それでも指で押せば凹むレベルですが)
樹脂なので握っても冷たくないのもウレシイ。

ちなみに同じTFOの#3 4ピースでも直径42mmに入りました。
ギリギリですけど。



ロッドの取り出しキャップがわからなくならないように、手持ちのステッカーを貼って目印に。
渓流釣りに関係ないデザインですね・・・。



こちらはNorthlandのロッドケース。
アルミ(?)の本体に真鍮の組み合わせで質感高いです。
直径約45mmと6ピースでギチギチなスリムさ。
Winstonの上位モデルはカーボンだったかな?
各メーカ、ロッドケースにもこだわりを感じます。






2015年9月23日水曜日

フライロッド試し振り


ヤブ沢用フライロッド TFO 6ft #2が使いやすいので、もう少し距離を伸ばせる7.9ft #3を買い足しました。
日本のイワナ・ヤマメに合ったアクションとのこと。
期待して実戦投入してみると、自分にはちょっと硬めに感じました。
キビキビキャスティングできます。
ついでに新調したコートランドの#3ライン。
このロッドには指定の#3より#4がちょうどいいのかも。



釣行2回目のノースランド謹製の8ft #2〜3。
最初の印象通り、やっぱり柔らかい。
TFOのあとに使うと戸惑います。
フェルールが減っているためか、継ぎ目がズレて真っ直ぐ飛ばないことも。
ロウソクを刷り込むと解消しました。
アメリカ人の手に合わせた太いグリップと違い、手になじむ太さで握りやすいです。
今時のロッドと比べると自重もあるし、キャスティングでもバットあたりからしなるので振り重りを感じて1日使うと疲れます。
のんびり釣り上るのに向いてるのかな。



師匠にお借りしたカムパネラの6ピース 7.5ft #3 クロスカントリー。
柔らかすぎず固すぎず。
これで6本継かぁ、使いやすいなぁ。
小〜中規模の渓流にぴったり。
仕舞寸法も短いし、次に買うならこれかなぁ、なんて思っていたんですが・・・。



ティムコのJ Stream Nプラス #3 7.9ftの4本継を使ってみると、「これだ!」と。
(ピントがずれてました・・・)
初めてキャスティングしてみると柔らかい印象なのに、なんというかしなやかなのにハリがある感じ。
目の前から4〜5mの距離まで、狙ったポイントにフライを落とせます。
しかも軽い!
キャスティングの嫌なおつりを殺すのに力がいりません。
振っているとジワジワ良さを実感します。
これは柔らかいだけのロッドじゃないですね。
鮮やかな青いブランクも爽やか。
年間何本も海外の高額ロッドを買い換えてきた師匠が、これ一本でいいと言うのも納得です。

もう、バイクに積みやすいからと仕舞寸法を重視してきたけど、4本継でもいい。
これ欲しい!



2015年 釣り合宿


恒例となりました、師匠との釣り合宿。
今年は岐阜の某山に流れる清流です。

883Rにキャンプ道具とフライロッドをくくりつけて、夜中の12時半に東京を出発。
シルバーウィークでもこの時間の高速道路はガラガラですが、諏訪を過ぎた頃から霧雨が・・・。


冬用のバイクウェアでも寒い! 堪らず休憩。
トラックだらけの駐車場をぼーっと眺めながら、コーヒーを飲んで暖をとります。
規模の小さい深夜のSAって、なんか好き。寂しいんだけどね。
待ち合わせ時間が迫ってきたんで、あまりのんびりしてられません。
寒さで体がこわばっているし、カーブが多くて明かりの少ない夜の中央道。
おまけに徹夜です。こんな時はいいペースの車に付いて巡行。
空が白くなってきた5時過ぎ。15分遅れで師匠と合流できました。
これから釣りなのに、すでに体力消耗。
しかもウェットウェーディングです。



だけど、こんな渓相をみたらね。
疲れも寒さもどこへやら。
魚の居付く岩に、ちょうどいい流れ。
釣れない気がしません。



イワナが飛び出しそうなヤブ沢や・・・



アマゴが流心から跳ねそうな開けた流れ。

入渓してすぐに、派手な朱点のアマゴが勢い良くパラシュートを咥えました。
師匠もイワナをかけて幸先いいスタートのはずが、あとが続きません。
小さい反応ばかり。
堰堤下も無反応。
水温12〜13度なので、活性があってもおかしくないのに。

下流に移動すると、釣れるのは5〜10cmのおチビちゃんばかり。
二人で塩焼き2匹と骨酒用1匹キープできればいいのに・・・。
そんなささやかな望みも夕暮れとともに潰えました。



遠き 山に 陽が落ちて・・・

手に豆を作りながら「次のポイントからは」と10時間ロッドを振って、二人で2匹。
こんなはずじゃなかった。
翌日も釣れるのはチビばかり。(10匹は越えました)
イワナをかけたのにラインが枝に絡まってバレたのと、師匠が尺を1匹バラしたのがピークでした。

まぁ、こんな時もあらぁね。



釣友と一緒に秋の風と満天の星を眺められただけでもね。
また来年!


2015年9月6日日曜日

付録の焚き火台


出版不況だからか、付録付きの雑誌が増えましたね。
女性誌なんてすごいことになってます。
「fam」というアウトドア専門誌に、小さな焚き火台が付いているというので世田谷のツタヤで購入。(880円)
アマゾンでは在庫無しで、中古品が1,600円のプレミア価格が付いてます。
(2015年9月6日現在)
専門誌で完売することはマレですから、気をつけましょう。



コロンビアとSOTOのダブルネーム。
底板には「Made In Japan」の刻印が。
パーツは側面板4枚・底板1枚・墨受け1枚。
それぞれのパーツは完成しないと固定しないので、ちょっと組み立てが面倒です。



手のひらサイズのコンパクトさ。
ボクはこの大きさで焚き火をすることがないので、手持ちのアルコールストーブの風防・ごとく代わりになるかと試してみると・・・。



まずはトランギア。
底板・炭受けを外して、側面板の上スリットにトランギアの本体をはめるとぴったり収まりました。
ただ、この状態だと焚き火台と地面が接地しません。
側面板の燃料(木)追加用の三角穴が大きめなので、風防としての機能も低いかな。

カタディンストーブも収まりましたが、直径が小さくて張力が効かずに多少ぐらつきます。
それと、サイドバーナーで焚き火台に火が当たるようなので、カタディンには使えなさそう。

ステンレス製(?)で重量もそれなり。
仕舞寸法はコンパクトなので、ウルトラライトにこだわりがなければ遊べる道具かな。
ファミリー向けの雑誌内容で、ストイックな付録。
ホントはソロで野宿したいお父さんの男心をくすぐるんでしょうか。



午前中 日帰り 転戦 敗退


朝3時半。
相方に午前中だけという約束で今年初の清里へ。


日の出後もまだ薄暗い川へ一番乗り。
気温13℃。体感水温はまぁまぁ温かめ。
必ず釣果がある場所なので気持ちが急くのを抑えつつ、8ftのロッド、14ftのティペット・リーダーにブラックパラシュートを結んで、いざ。
イワナの川なので緩い流れ・岩陰・落ち込みの脇を狙って釣り上がりますが、まったく無反応・・・。
走る魚影さえ無し。
まだ時間が早かったかな。
虚しくキャスティングを繰り返し、脱渓点の橋まで来ると半ズボン・サンダル履きの若者二人組が餌釣りの準備中。
ここから先が結果の出やすい場所だったのに、残念。



まだ諦めきれず、下流に移動。
すでに車が2台停まってます。
ダメ元で川に降り立つと、目の前にフライマン。
土曜日ですから、ね。釣り人も多いわけです。

そそくさと退散して、白州の沢まで移動。
ここにも数台の車が停まってます。
小渓流で8ftの使い勝手を確かめるだけでも、と入渓。



すると、いつも通り清々しい流れから、ポイントごとにチビイワナが反応します。
10cmほどを3匹釣り上げ、これは先行者がいないのか!?と、さらなるサイズアップを期待して最大の山場の堰堤まで釣り進むと・・・。
くわえタバコの餌釣り師が。
終了です。
ま、ボウズじゃないだけでも、ね。
それと、8ftでボサ川は6ftほど取り回しはよくないにしても、なんとかなるもんだということがわかりました。


脱渓して帰り路、ロッドに止まった赤とんぼとススキを写真に撮ろうとしたら、後ろから不意に「どうでした?」と声をかけられびっくり。


くわえタバコの釣り師です。
(動揺してピントがずれた・・・)

小さいのばかりだったけど、そちらは釣れました? と聞くと、堰堤で28cm2匹かけたとのこと。
こんな小さな沢でもそれなりのサイズがいるんだね。
おチビちゃん、来年大きくなったらまた会いましょう。



子供の拳ほどある大きなキノコ。



幻の米と言われる武川米。
色とりどりの秋です。



2015年9月3日木曜日

ちびヤマメと戯れてロッドの特性を勉強


夕方まで天気が持ちそうなので急遽出発。


先日買ったパックロッドを振るためにやってきたのは、沢割の世附川。
ようやく川に立てました。
すでに11時を過ぎております。



釣れればラッキーくらいの軽い気分で数投すると、すぐにヤマメがフッキング。
「お、いいサイズかな」というロッドのしなり具合。
手元に寄せると15cmほどのおちびちゃん・・・。
このサイズで根元近くから曲がるって、かなりの柔らかさですねぇ。

幸先いいスタートですが、この後が続かない。
流心からヤマメが出るのに、アタリが速い・小さいでフッキングしません。



いくら激戦区でも、それなりのサイズはまだまだいるはず。
澄んだ流れと底石を見てると、そう信じたくなります。

次のポイントはと期待して叩く・流すを繰り返すこと4時間。
小さなアタリはたくさんありましたが、釣れたのは最初の一尾だけでした・・・。
ま、入魂はできた、ということで。
(今日の目的はロッドの使い具合を確かめるため!)


アクションはスローでゆったりのんびり系。
ふにゃふにゃ感はアキスコ6.9ftで慣れてたつもりだったけど、これは8ft。
長さのせいか、かなり柔らかく感じます。
SAGE・Scott・Winstonを使ってきてカーボン(グラファイト)のロッドは固いもんだと思ってましたが、そうでもないんですね。
ミディアムファーストくらいがメリハリが出て、テンポよく釣り上がれるんですが・・・。

飛距離は小〜中渓流なら十分です。
ティペット+リーダーで15ftくらいで釣り上りました。
ショートロッドだと扱いづらいロングリーダー・ロングティペットでも、8ftあると楽にフライを飛ばせますね。(ラインは#3)
感覚的に1m後ろからキャスティングできる感じ。
流す距離も増えますし。
ただ、6Xだと細くてきれいな弧を作りにくい。(キャスティングの腕を棚に上げてます)
師匠のアドバイス通り、4〜3Xくらいの太さがちょうどいいのかも。

ロッドもそれぞれ個性があって面白いですね。

追記
ネットの情報やボクの師匠からのアドバイスをいただきました。
振り幅を10時〜2時から11時〜1時にしてみる、ダブルホールを使うなど、
スローアクションに合ったキャスティングがあるようです。
まずは道具のせいにせず、技術を磨きます・・・。