2010年5月28日金曜日

尾白川リゾートオートキャンプ場

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山梨県北杜市の尾白川沿いにある尾白川リゾートオートキャンプ場を拠点に平日釣行。
手入れが行き届いている気持ちのいいキャンプ場で、平日のためか利用者は俺たちだけ。
水洗トイレ(洋式あり)にビールの自動販売機と設備も充分。
着火しやすく比較的長持ちの松の薪は400円。
1区画5,000円でテント二張りなら安い。
周りの山は植林(から松)が少なく、広葉樹の景色もきれい。
夜の雨でテントを炊事場に移して、トタンの雨音を聞きながらの焚き火もなかなか。
お風呂は車で2〜3分の尾白の湯へ。
循環消毒だけど匂いは気にならない。源泉露天風呂はぬるめの38℃。

釣果はキャンプ場前の尾白(おじら)川中流域はゼロ。
アタリすらナシ。魚影も放流直後らしい稚魚のみ。
1〜2mの堰堤が50mおきくらいに現れ、釣り気をそがれる。
S沢に移動し、なんてことない流れの小さな石の横でライズを発見。
カディスを3回流すも無視。
茶色いパラシュートに変えたらゆっくり食いついた。
お、けっこうでかい。
岩陰に潜り込むのを時間をかけて手元に寄せると28cmのイワナ。
自然渓流でこのサイズは久しぶり。
薄い橙点がある白い魚体は、苔が少なく透明度の高い花崗岩の川の特徴だろうか。
気を良くして先へ。
淵の底に大きなイワナがゆらゆら定位しているのが見えたが、ドライフライには無反応。
初めて沈める毛針に挑戦。
どこに流れているのかサッパリわからん。
おもしろくない。
ドライに変えて釣り上がり、堰堤下で15cmクラス2尾。
H先生も折れた竿を応急処置して25cmのイワナを上げた。
数は少なかったけど、手応えのある釣りが出来て満足。

2010年5月18日火曜日

ワインを持って

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代々木公園まで自転車で10分弱。
青い空と新緑を眺めながら昼下がりのワインで幸せ気分。
植林だらけな唐松や杉の山よりも、広葉樹の公園の方が自然っぽかったりする。
これくらいの季節なら蚊もいないし。
ドカシートがあると快適。

2010年5月15日土曜日

熊が恐い

糞やおしっこ、足跡に熊棚は何度も見たことがあるが、未だ山で遭遇したことがない熊。
1k㎡あたり1匹ともいわれているから、出くわす確立は少ないハズだけど、釣りシーズンの始まりと終わりはビクビクしている。
春は冬ごもり明けで補食活動が活発だし、秋は子連れが怖い。
出会ったらどうするか、釣りの師匠の経験によると。
釣行中、川で子連れグマに遭遇。
距離20mほどだったとか。
あわてず、じりじりと後退で生還。

猟師と林業のヒトに聞いた話では同じことを言っていた。
熊に限らず野生動物は流れのある水を飲むんだそうで、まさに釣りの対象の川になる。
上流域での釣行中は音を立てないようにストーキングするわけで、危険度は高いんじゃないかと心配。
鈴はもちろん、ラジオ・爆竹・ロケット花火を持ってけ、と。
嗅覚のいい熊は、火薬の匂いに反応して逃げるのだとか。
あとは川でも登山道でも、曲がり角にさしかかったら笛を吹く。
ツキノワグマは保身のため一撃で終わることが多いそうで、まぁアカン状況になったらうつぶせになっててで首を隠す。
両手を広げて大きく見せると逃げるとか、背中を見せちゃいかんとか。
経験談と自然が対象なので、絶対はありえないけど。
廃屋の炭焼き小屋にも住むそうで山と里の結界が無くなったとか、ゴミの味を知った・餌が少なくなったなどなど事故・遭遇の原因は色々。
山に関わる人は謙虚で畏れを知った人がおおく、経験に裏打ちされていて参考になる。

危なそうな山は保険で鉈を持っていくけど、野生の瞬発力と筋力にかなうワケがない。
��親父の同僚は一撃で耳から口当たりまでの肉を持ってかれた)
熊避けスプレーも4〜5mの距離まで待たんといかんし、風上じゃないと効果も薄い。ホルダーから外して安全ピンを抜く行動が素早く冷静にできるか自信が無いし。
やっぱり出会わないように自分の存在を知らせることか。

一人で入る渓は気持ちいいけど、怖いんだよなぁ・・・。
熊に限らず、猿も鹿も猪も恐いさぁ。もっと怖いのは、ヒトさぁ。人間さぁ。と、猟師さん。
ごもっとも。

山菜 コシアブラ

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峡北魚券を買った食堂で、山菜が好きなら持ってけとレジ袋一杯のコシアブラをいただいた。
こんなに食えませんと遠慮すると、風通しを良くしとけば2日くらい大丈夫だと。
はかまを取って素揚げにする。
茶色く焦げる前に油から上げて、塩とレモンを少々。
うまい。
山菜特有の苦みと香りで、日本酒がすすむ。
さっと塩の入った熱湯で湯通しして、味噌・ごまの和え物やおひたしもおいしいとか。
釣果が上がらないときは、山菜採りの知識があると山の楽しみが増えるんだろうな。

2010年5月14日金曜日

尾白・大武川3泊釣行

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GWにあたりを付けておいた山梨の川へ。
宿は「道の駅はくしゅう」で3連泊。
天然水(塩素消毒済み・・・)も確保でき、川や入浴施設も近いけれど、甲州街道脇とあって仮眠のトラックが頻繁に出入りしてちょっとうるさい。(エンジンかけたままのヒトが多い)
ここから500mほど歩くと魚券を扱う食堂がある。
年券を購入し、釣り好きの大将から川の情報をいただく。
消防団長だった大将から「山梨は山火事が多いから気をつけるように」とのアドバイス。
地方局のラジオでも山火事のニュースをやっていたが、今年は前年比19件減だそうな。
川はどうなのかというと、基本的に稚魚放流。
尾白より釜無・塩川がええんでないかとのこと。
今回はイワナ狙いなので、あえて尾白・大武川中〜上流域へ。

まずは尾白川オートリゾートキャンプ場脇から入渓。
水温が低くリバーパンツだとつらい。足がシビレる。
ドライフライでの反応はまったくなし。
土砂降りの中、浮力が無くなり沈んだフライで20cmほどのアマゴが1尾。以上。
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翌日は本命のイワナの川、篠沢へ。
篠沢橋から入渓。
熊の足跡・糞におびえつつ、堰堤まで釣り上がる。
下流より水温が高いけど、ここでもドライの反応は鈍く、ピシャッと1回のみ。
透明度が高く花崗岩の白い川では、色の濃いフライを使えと食堂の大将のアドバイスを参考にあれこれ試し、腰を屈めてのストーキングで頑張ったがアカン。
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岩の上によじ登り、気配を消すこと30分。
提灯釣りのようにそーっとフライを落とすけど、無反応。
いるんだけどね、魚は。
やる気をなくし、また沈んじゃったフライで15cmクラスが2尾。

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いい天気・・・。

午後は少し下って大滝キャンプ場の堰堤より上から。
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中州で小さな竜巻が。水や砂を巻き上げ、ゴーッと凄い音。
まともに竿が振れず。ここも無反応・・・。水も渓相もきれいなんだけど。
南アルプスの景色で気持ちを切り替え、不本意ながら釜無川本流へ。
入渓容易なポイントには川崎ナンバーの先客が。いるんだね、平日でも。
国堺橋から竿を振るけど、濁った水と強風でちっとも楽しくない。
大武川中流へ移動するが、連続する堰堤で嫌気がさして納竿。
次回はもう少し暖かくなってから。

2010年5月10日月曜日

マズメ フェルトソール交換

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10回ほどの釣行でグリップが落ちてきたキャンバスシューズのフェルトを変えてみた。
古いソールを剥がすのに1時間格闘。
カッターでは歯が立たず、使わなくなった包丁でギコギコと。
新しいソールはアングラーズハウス製。
同封の接着剤で貼付けてビニールテープで固定圧着する。
半日放置のあと靴底に合わせてフェルトをカットして完成。
これで今シーズンもってくれればええんだけど。

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前回の転倒で両すねに怪我したんで、リバレイのスパッツを投入。
膝下までだけど、少しでも軽量化を。
ブヨ対策にも有効かと。(GWにやられた・・・)


2010年5月7日金曜日

2010年GW 立場川キャンプ場

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連休の高速道路渋滞をすり抜けていくと、前方に事故処理後のパトカー&白バイが。
知らん顔して通り過ぎたら、拡声器で「真ん中を走っちゃイカン!」とお叱りを受け、素直に従い甲府まで3時間。
師匠と待ち合わせの恵那山行きはここであきらめ、立場川キャンプ場へ。
1泊400円の激安。ここで4泊5日の長逗留。
自販機も余計な照明もなく、星がよく観える。
薪は300円。炭は3kg400円。直火OK。松林の立ち枯れなど、拾える薪も豊富。
トイレぼっとんの和式。
標高1300mほどで、GWくらいの夜は冷え込む。
それなりに宿泊者は多かったけど、敷地が広いこと・この設備で満足するキャンパーばかりのためか静かなキャンプ場だった。
釣りしてビール飲んで温泉入って昼寝して。
焚き火して焼き肉食って酒飲んで、4日間。

バイクで3分の一番近い温泉は塩素・循環。
少し走るが、もみの湯は濁りのある天然温泉。夜間300円と銭湯より安い。

で、キャンプ場脇に流れる立場(たつば)川はというと・・・。
川岸に数頭の鹿の死骸があるワイルドさ。
角が切られていたが、猟師の解体跡?
キャンプ場上流も堰堤下も、水温低い・ボサ多い・水少ない・風が吹くで、イライラ修行の釣り。
おまけにトゲのある草(野バラ?)で体が傷だらけ。
ロストフライ20個以上。3日間で数えるほどのアタリと最低最悪。
数少ないアタリのあった場所で腰を屈め30分ほど息を殺し、ようやく釣り上げた尺モノ1尾はニジマス・・・。
キャンプ場より下流の橋脚までは低い堰堤が階段のように延々続く。
それでも魚はいたが風情が。
こりゃアカンと、御柱祭りも観ずに北上して滝ノ湯川へ移動。
水温が上がり始めた午後からドライの反応が上がる。楽しい。
頭まで沈む転倒2回で、骨酒の食材(イワナ・アマゴ)を確保。
最終日は地図でアタリをつけた大武川へ。
林道突き当たりまで走り、いざ入渓。
開放的な渓相と透明度の高い水で気持ちがいい。

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ここぞという岩陰でフライに反応がある。
1時間でイワナ1尾だけど。
川を下ってきた先行者(やっぱりいたのね)に話を聞くと、中流まではヤマメ(アマゴ?)もいるとのこと。
魚もいるし、清々しい雰囲気がさわやかな気分にさせてくれる希少な川だった。
岩の苔も少なく、釣行も比較的らくちん。
渓流釣りはネットの情報より現地調査が有効だった。

帰りは渋滞を避けて下道で。23時帰宅でヘロヘロ。
DeepWellクン、お疲れさまでした。また遊びましょう。