2008年5月29日木曜日

サンカ

丹沢の本を読んどったら、
昭和30年くらいまで戸籍も持たずに山で暮らしていた人たちがいるという興味深い一章があった。
山窩(サンカ)と呼ばれていたらしい。
その呼称は『インディアン』同様、体制が付けた蔑称のようだ。
柳田國男や宮本常一も研究対象としていたようで、
冬は蓑作り・夏は山の幸と生活スタイルは産業革命とは無縁の様子。
家を持たず、川辺で瀬ぶりというテント生活という自由さ。
五木寛之の『風の王国』もサンカが題材。
��ちょっとフリーメーソンや青森のキリストの墓的なストーリーか?)

未だワカランことが多いようで、雪男・ツチノコ系の怪しさがあるが。
何冊かアマゾンで関連書籍を購入してみてわかりやすかったのがコレ。

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幻の漂白民・サンカ

こんな生活に憧れてしまうのは浅い書見故美化し過ぎかもしれんが、
レノンの『Imagine』はこんな世界かもしれんと夢想するのも楽しい。

強者が残した歴史しか知らんのは危ういのぉとウーンと唸る。





2008年5月28日水曜日

新茶

兼業お茶農家の菊川氏よりいただいた、深蒸しの新茶。

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キャラクターイラストは菊川出身の小山ゆうだそうで。萌え。

渋深みのある緑色と、みが少なくいい香り。
くつろぎの一杯はコーヒーに限りませんな。

2008年5月24日土曜日

野宿人

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週末。しこたま飲んだ帰り道。
最終を逃して1キロほど歩く。
瀬田道沿いにある小山に上りたくなって歩道橋脇にそれると、
おっちゃんが寝ておった。
サラリーマン風でもなく、浮浪者のそれとは違い「歩く」身なり。

まわりには総菜と思われる大きさのパックがいくつか。
犬に吠えられてもグーグー熟睡。

これから何処へ?





2008年5月22日木曜日

多摩川〜生田緑地

いい天気。
週末も仕事だったし、今日は休みにして自転車でぶらぶら散歩でリフレッシュ。
気になっていた専修大学近くの食堂で冷やし中華の遅い昼飯。
ゴマだれがなかなか。

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多摩川に出て堤防で一服。

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先日の大雨の影響か川は濁っていた。
白サギが獲物を狙っている。

面白そうな裏道を見つけ坂を上ると生田緑地に着いた。
ベンチで休憩していると、掃き掃除をしていたおっちゃんが「いい自転車だねぇ」と声をかけてきた。
日本橋から新潟まで走って帰省したり、
大阪から10日間かけて走ってきたとかスゴイことをおっしゃる。
一日60キロ。寄り道で富士山。ハァ〜。
マラソン好きが高じて海外のレースにもいくつか出場したそうな。
「やりたいときがやれるとき」とのお言葉。
定年したようには見えない若々しさは、そういうことなのかもしれん。



寺崎勉の軽トラキャンパー野宿旅 ダイジェスト版




バイク野宿で知られた寺崎氏。
車でもやってたのね。
しかし、絵図らがギリギリ。

2008年5月14日水曜日

釣れんボーイ

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オチもなければ盛り上がりも無い、
売れない漫画家の日常を釣り主体に進むマンガ。
ストーリーに脈絡も無いが、なんともいえない雰囲気がある。
40前後の冴えない悩みにリアリティが。
つげ義春ほどどん底感が無く、吾妻ひでおの失踪日記ほどヤバくない。






2008年5月13日火曜日

2007〜2008北海道車中泊覚え書き

車はタイヤをスタッドレスに変えたスバルサンバー。
フェリーチケットが取れなかった為、年末の東北道をひたすら北へ。
風邪の強い高速道路では、サンバーが尋常ではない揺れ方をして怖い。

八戸道の辺りからペース車が出てノロノロ進む。
道はアイスバーン。

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八戸港でフェリー待ちの仮眠。
外気温-4℃、車内-3℃。
装備は発熱系アンダーウェア上下に冬期バイク用ズボン(HYODO製)、
厚手のセーター+モンベルインナーダウン。
車の窓に吸盤式遮光カーテン。
寝床は段ボールの上にWILD ONEオリジナルエアマット。
シュラフはナンガ社製オーロラ900DX。
これで快眠。
顔は冷たかったが。

未開封のペットボトルの水は、空けたとたんに上から凍り出す。
開封済みのペットボトルは、注いでいるそばからシャーベットに。
シュラフから出るのが辛い。
素早くエンジンをかけてまたシュラフに潜り込む。

2日目は十勝岳の麓の路側帯で一泊。
紅白を聞きながらガスストーブ(冬期用)で焼き物、乾杯。
外気温-10℃、車内-9℃。
窓を開けようとするが、凍り付いて動かず。積雪は15cm程。

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翌朝、十勝岳温泉「凌雲閣」は風呂の設備が故障で入れず、
「カミホロ荘」でザブーン。加温・無臭・透明。
入浴中のおっさんの会話、「バカでも金持ってる奴は偉く見える」で初笑い。

上富良野の街のホームセンターで解氷スプレーと長靴を購入。
冬期用のウォッシャー液でないと朝には凍り、
車内が暖まっても走行中は出したとたんに凍り付く。
余市の道の駅が今夜の寝床。コンビニ弁当。車内気温-3℃。風と雪。

朝-1℃。コーヒーを煎れて積丹半島へ。

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神威岬へ続く足跡。戻った形跡無し。

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ニセコの五色温泉は硫黄臭・湯の華・露天風呂ありで500円。ホンモノ。
北海道最後の夜は森町の道の駅You遊もりで。車内-1℃。

濁川温泉は神泉館で朝風呂。

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朝食は森駅で駅弁の「いかめし」。470円。
フェリーの予約を取りに函館に着いたのはちょうど昼。
8時間後の夜便を予約。
駅前の観光市場でホタテを肴にポン酒を一杯やって、3色丼。
思い出作りにルースターズとボボタウのCD購入。
湯の川温泉の湯っ多里でザブーン。加温なしのかけ流し。地元の人の会話。

夜中の2時、青森到着。雪降る夜の街は静かすぎた。
103号線沿いの「まるき」でラーメン。うまい。

八甲田方面へ向かい、通行止め脇ゲート脇の空き地で就寝。AM3:30。-4℃。

朝起きると、車のまわりに数人の人。エンジンスタートで去る。
酢ヶ湯温泉へ。乳白色の湯と硫黄臭、混浴。

冬期閉鎖の国道多し。394号を黒石市方面へ。吹雪。

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温湯温泉で2湯目。
こじんまりとした温泉街。共同浴場鶴の湯は180円。熱め・適温の2種類。
フランス語のような津軽弁。

焼きそばで有名らしい黒石市内の大正初期創業と信頼できそうな「すごう食堂」で昼飯。
平太麺で具は野菜のみ。素朴な味。

時間はまだある。102号を十和田湖に抜けようと走るが、途中で冬期閉鎖。
ほんじゃぁと、温川温泉で3湯目。

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混浴露天風呂は一人貸し切り状態。羽毛ほどの湯の華。渓流沿いのロケーション。

気ままな無計画旅は雪とともに消えた。
帰り道は日常へ。


6日間の総走行距離約2,600km
燃費10~13km/l

2008年5月10日土曜日

生田緑地

今日明日の締め切りも無いんで、本日休業。
会社と言えど俺一人。気楽に行こう。

どっかでのんびり本でも読みたいのぉ、と煙草を吸いながらしばし考える。
そういやぁ近くに生田緑地があった。
自転車で行ってみるべぇと走り出したが、
このへんは坂道が多く大変でした。

平日だからかしらんが、生田緑地はひともまばら。
隣の専修大学からブラスバンドの演奏が聴こえてきて、
大学生気分を味わいながらベンチでごろ寝。
小さな公園でこれをやるといろいろ誤解されそうだが、
ここならそんな心配もいらん。

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さて、そろそろ散策でもと自転車で走り出すが、
もともと散策路らしく階段だらけで担いで上るのにひと苦労であった。

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敷地面積179.3haとそうとうな広さで、岡本太郎美術館やメガスターのプラネタリウム、
長者穴古墳群やら古い家屋を移設した民家園等々文化施設も充実している。

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岡本太郎美術館には行ったことがあったが、
散策は初めて。
身近で森の匂いを感じられるのは貴重だねぇ。

起伏にとんだ地形で、向ケ丘遊園から専修大学までの高低差はおおよそ30mだった。
��Barigo No.46計測)

2008年5月8日木曜日

メスティン炊飯

1合炊きで試してみた。

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かぶせる式の蓋の為、吹返しが心配だったのでタオルを敷いていく。
水は人差し指第一関節ほど。

中火で沸騰したら湯気が無くなるまで弱火。
底面が広い割にガスストーブが小さく、
部分的に熱くなるんでウマく炊けないと思ったが、
このとおりなかなか。

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ちょっと水が多かった。
吹返しは心配した程でもなく、
火加減の調整でなんとかなりそう。

スノーピークの極と違い、
平たい形状なんでこのまま食べられるのがいい。
レトルトカレーをかけても、容器から溢れることもなかった。



四国遍路

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この新書「どこで」・「なにを」という構成だけではなく、
テーマがあって章が成り立っているのが新鮮で読みやすく、
歩きとバイクの違いは有れど、共感できる部分が多い。
雨に濡れきると爽快というような表現があったが、
バイクもその通りで(人によっては不愉快かもしれんが)ずぶ濡れになると、
あぁもうこれ以上も以下もない気分になる。
スピードが有る分、荒修行だが。
��大粒の雨はたいへん痛い)

最近のツーリングはどーも目的だけが先に立つようでイカンなぁと知らされた本であった。
ただ走るだけでいいのかもしれん。




2008年5月7日水曜日

メスティン

GW最終日は快晴。
GWでの林道で泥だらけのスーパーシェルパの洗車のついでに、
八王子は南大沢のWILD1とmont-bellに行ってきた。
見るだけ見るだけのつもりだったが、いくつか買い物。

アルミのエマージェンシーシート350円。
友人曰く、NASA開発だそうで病人を包んで運べる程の強度なのだそうだ。
こんなに安くていいのか?
そんなギリギリのアウトドアは体験したことが無いが、
まぁ安いのと片手に収まるサイズだったんで。

山屋さんにはおなじみのサーモス社ステンレスボトルも、
使用頻度は低そうだが45%OFFの2000円の価格に負けた。()
470mlと微妙な容量で、Amazonならさらに安かったというオチがついた。

先日のツーリングで失った下半身のアンダーウェアの代わりに、
mont-bellのスーパーメリノウールも購入。
アウトレットで3600円強は、これも定価の約半額。
もうちょい出せばジーパン買える金額だが、
ウンチ漏らさなきゃ10年はもつはず。
真価は冬にならんとわからんが、
洗濯機で洗えるのはいいかもしれん。

1300円程と金額の割に長いこと購入を控えていたメスティン社のトランギアも勢いで。
スェーデンブランドのMade In China。アルミ製。

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日本製に比べてバリがあったりとちゃっちい作りなんだが、
この縦横比・大きさでデザイン買い。
説明書には飯ごうと記載されておる。
白い人もアウトドアでパンを焼くよりも、
やはり米なんでしょうか。

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シーズンはまだまだこれから。

2008年5月6日火曜日

2008GW後半2日目

しーこがしたくなって目が覚めたのが朝3時。
済ませて再度寝袋に入って、腹痛でたまらんくなったのが6時。
これは緊急を要する痛みっぷりで、冷静さを保ちつつ迅速に行動を開始する。
が、登山靴を履くのに時間がかかりすぎた。
ちょっと出ちゃった。
とほほ。
自分のものながら、たいへん臭い。
急いで橋の下ですべてを済ませ、パンツとタオルで拭き拭き。
液状故アンダーウェアのブレスサーモまで染み込んでおったので、
まとめて焼く。

どうも体調が芳しくないので、山登りはやめて今後の行動にしばし悩む。
念入りに拭いたとはいえどうも気持ちが悪いんで、
やっぱ温泉かのぉということにして、暖かい下界へ急ぐ。
南きよさと道の駅で再度トイレに籠り、昨日の晩飯を思い返す。
厚揚げ5枚一気食いがイカンかったか。それとも酒か。赤い川か。

某温泉で念入りに体を洗い一息ついたが、
あと一泊の元気が急速に萎えて、
昇仙峡経由・旧鎌倉往還〜都留道志線で帰宅。

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途中、葭之池温泉(塩素臭)・三ツ峠駅で雨宿り。

あぁ、図らずもゴールデンパンツウィーク。




2008GW後半1日目

しつこいようだが、再度スーパーシェルパで八ヶ岳へ。
R141を野辺山から小海方面へ下り、
縄文早期の栃原岩遺跡を見学して北相木村北相木村考古博物館で勉強して山村留学センター方面から適当に見つけた林道へ突入。
ツーリングマップルに乗っていないダートがあちこちにあり、
どっちに進むか迷うほどの豊富さで頑張りすぎた。

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そろそろ今夜の寝床を探さんと日が暮れるんで、
小海の駅横のスーパーで買い出しをして千曲川沿いを物色する。
海尻付近で広い川辺を見つけ、バイクで降りて野宿にふさわしい場所か確認。
やんちゃなニーチャンも走り回らなそう。
千曲川に流れ込む和田川が赤茶色なのは、上流の温泉のせいだろうか。
中国の汚染された川みたいで気になるのぉ・・・。
動物の骨もあったりしてなかなかワイルドな雰囲気だが、
焚き火に必要な薪が豊富なのでここをテン場に決定。

ローカル鉄道小海線のガタンゴトンと川の音をBGMにして発泡にごり酒でお疲れ。
ここで標高1,000mほどあるが、それほど寒くない。

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焚き火も程々に、
UCOのキャンドルランタンの揺らぎを楽しんで就寝。

燃費:高速道路 約28km/l 一般道 約29km/l

2008年5月3日土曜日

秋〜春用寝袋

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年末年始の北海道を車中泊で廻る際、
快適に眠りたいと購入したのがNANGAのオーロラ900DX
快適使用温度-22℃~、使用可能限界温度 ~-37℃と、
ツーリング・車中泊程度なら充分すぎるスペックで、
-15℃まで冷えた車内で熟睡できた。顔は冷たかったが。
��着衣はアンダーウェア+モンベルのU.L.ダウンインナージャケット)
氷点下にならないレベルならアンダーウェアだけでも寝汗をかくほど暖かい。

防水仕様のオーロラテックス(ゴアテックスみたいなもの?)という表生地もシュラフカバー要らず。
実際、結露程度で染みてくることは無かった。

バイクで運ぶにはちょっとデカいが、ダウンも均一でふかふか。
寝心地がいい。
Made In Japan、永久保証はモノづくりへの自信であろうか。
これなら長く使えそう。

2008年5月1日木曜日

2008GW4日目

また快晴。
さわやか信州満喫中?

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朝風呂は秘湯を守る会鹿塩温泉で。
山の中なのに塩が含まれているそうな。

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国道とは名ばかりの細い林道R152を南下して、
村内放送の聞こえる蕎麦屋で昼飯。
天ざる1,000円は素朴な味わい。
山菜が美味い。

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調子の悪いFクンと行き当たりばったりの秀O氏と別れ、
日本のチロルと呼ばれる下栗村へ向かう。

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急斜面に広がる畑は圧巻。
見上げるような場所にいくつも小さな祠も有る。
土地を愛するということはこういうことか。

なんでここに集落が出来たのか帰ってから検索したが、
学術的な説明はココくらいだろうか。
他にあったら教えてむらいたい。

R152に戻り和田宿を越し、
分断国道の迂回路を上ると信州から遠州に変わる。
諏訪から秋葉。信仰の道を快走。いい天気。どこもかしこも。

水窪で県道389にそれ、
全面舗装されてしまった天竜スーパー林道へ。
ここに金を使う理由はなんなのかのぉ。

県道286〜58号は交通量も少なく快適。
森の石松の森宿で古い街並を通り抜け、掛川あたりで力尽きた。
細い山道を走り過ぎで、腕が。目が。

菊川のH川邸で宿借宴会。
『ながらみ』という貝を初めて食う。

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翌日朝出立後仕事。疲々。

本日の燃費:計算できず
総走行距離:約950km




2008GW3日目

6時起床。快晴。テント内温度4.8℃。ナンガシュラフで寝汗。
モンベルU.L.ダウン#3初使用のFクンは寒かったと顔色悪し。
日が昇り切った9時に行動開始。
いざ、本沢温泉へ。

雪のためシェルパのリアタイヤがスリップ。
林道最奥の第二駐車場まで行けず。

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温泉までの往復を考えて今回も撤退。うーんうーん。
駐車場でカップラーメンを食って下山。
稲子湯でザブーン。

諏訪まで下り、杖突峠から金沢峠へ。
千代田湖脇に静かなキャンプ場を発見。次回、また。

林道脇の鉱石採掘跡「信玄のつるし堀」で戦国の人智に感じ入り、
芝平峠から入笠山方面へ抜けて黒河内林道へ。
全長約15kmのダートで腕が上がり、20年程前初めて野宿をした懐かしのR152に合流。

大鹿村までまた全開全開。
村で唯一買い出しが出来るとも言えるJAでアルコール・食材を仕入れ、
大池キャンプ場まで上るが閉鎖中。
夕暮れが近いぜ、ガガガ。
標高1,600m。寒い。

再び下って野宿地を探すと、桜祭りの提灯でデコレーションされた大西公園がよさげ。
屋外ステージの芝生の上にテントを設営。
遠くに雪を被った赤石岳の眺望とロケーションも素晴らしい。

採石場で焚き火中に、寒いふしゅー寒いふしゅーと犬に走り勝った秀O氏が合流。
信号の無い村でおおらかに就寝。

本日の燃費:30km/l

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2008GW2日目

快晴。
Fクンと諏訪のモンベルで落ち合い、茅野のどぶろく祭りを観に行く。
みなさんござの上に座り調子よくやっておりました。
酒は売っておらず残念。

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R152を蓼科方面へ上り石遊の湯でザブン。
露天風呂のみのシンプルさ。
山小屋風の建物といい森の中の静かなロケーションといいオレ的にはポイント高い。
場所が分かりづらいのかシランが、空いておりゆったり浸かれた。

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全開全開で残雪の麦草峠を越えて、
本日の宿泊地松原湖高原キャンプ場へ。
サイトは広いくコインシャワー・コインランドリーもあるがトイレ(水洗)は一ヶ所。
直火OK。近くにメシも食える日帰り温泉施設八峰の湯もあり便利かもしれん。
ササッとテントを設営して焚き火の準備。

日も暮れ、火とヤマメ・イワナを肴にプハー。

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標高1,300m(Barigo No.46計測)は寒かった。
どうりで誰もキャンプしとらんわけだ。

本日の燃費:30.5km/l




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2008GW1日目

今回のツーリングは林道と温泉を楽しむため、
スーパーシェルパで出動することにした。
曇り空。中央道に乗っかって入笠山キャンプ場を目指す。
相模湖を越えたあたりからポツポツときた。
すぐに本降りに変わり、たまらず談合坂で雨宿り。
上着のモンベル・ランドクルーザーJKと、
登山靴のマインドル・ウェルスメンは雨をシャットアウトで期待通りの性能だった。
が、皮パンツに雨が染み込んでチベタイ。
カッパに着替え黙々と北を目指す。
小淵沢で降りた頃には体が冷え冷え。

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のどかな農道を抜けて入笠山キャンプ場を目指す頃には、
寒さで的確な判断能力が無くなっていた。
山道を1,300m程上ると、霧で視界が遮られこりゃもう走れんと来た道を戻る。
寒さで震えながらキャンプを諦め、温泉温泉と諏訪を目指してR20を北上。

街の中に入るとまぁそれなりの気温で、
これなら野宿でもと橋の下を物色するが交通量が多く断念。

下諏訪の菅野温泉でザブンしてようやく人心地。
熱い湯にゆっくり浸かる。

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この温泉、共同浴場で220円と銭湯より安い。

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控えめな看板と路地の奥にある薄暗いアプローチでわかりづらいが、
諏訪の生活に溶け込んだような気分を味わえた。

すでに夜8時を過ぎていたが、再び諏訪湖に戻り飛び込みで泊めていただいた温泉民宿あひる

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素泊まり一泊3,500円とこれまた安い。
温泉は朝9時まで。
外出は鍵を持って出るため、何時でも出入り自由なのも酒飲みにはウレシイ。
駅裏の飲屋街で一杯やって沈睡。

本日の燃費:約29km/l
高速道路は燃費が悪いのぉ。

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