本棚にたくさん並んだ背表紙から「おっ」と目が止まる瞬間。
ブックオフでこの本を見つけたのは、今年最後の岩魚釣りの帰りでした。
「九月」と「渓」に反応したんですね。
しかも「たに」とルビが振ってあるところに期待してレジへ。
作者名も「梓(川?)」「林」と山を感じさせます。
釣りのお話ではなかったんですが、蒲田川や梓川の地名も出てくるし、なにより山の小説ってだけで嬉しい。
内容はサスペンスなんですかね。
人情味のあるストーリーで暖かい気分にさせてくれました。
短編というのも読みやすかったし。
調べてみると、作者の
梓 林太郎氏は1933年生まれの御歳81歳。
長く登山を楽しまれていたようです。
毎年、禁漁になると本に逃げるんですが、今年はしばらく山岳サスペンスで過ごせそう。
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